帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

我もまた20世紀少年!

最近、このブログでは
我がタイガースの話が多かったが、
3週間ほど前、映画「20世紀少年」を見た。

周知の通りビックコミックスピリッツで
8年間連載されていたものだが、
私は20年ほど前からスピリッツを読んでいる。
美味しんぼ」が見たくて買い続けたが
それも最近感動的(?)なピリオドを打った。
浦沢直樹の作品では、「YAWARA」
「Happy」とあるが、その後で
この作品が連載された。
もちろん毎回読んでいたのだが、
あまりにも長かったせいか、
忘れていた部分もあり
自分の中でストーリーが繋がらなかったのが
口惜しかった。
映画を見てからというものの
どうしても全編読んでみたくなり、
ネットカフェで全部読み直した。
それがとても良かった!
本当に良くできている話で、
もちろんご都合主義。
現実には起きようもないこともあるが
ストーリーは何度も言うようで恐縮だが
良くできている。

映画も監督の堤氏が「原作に忠実に表現したかった」
というように、違和感なく観れた。
あまりにも壮大なスケールの原作に
3部作の1作ではあるが
見応えがある。
映画館では斜め前におばさん軍団が居て、
見終わったら、
「これ、続き物なのねぇ」と、
トチ狂ったことをぬかしていた。
昭和のアポロや万博の事が出てくるせいか、
三丁目の夕日」の延長と勘違いして
観に来ていたと推察する。

それにしても映画の続きも期待したい。
本当の、そして最後の「ともだち」は誰なのか?
悪のきっかけはたわいもない***だった…。
原作を読んだ者として
どのように映像で表現するか楽しみではある。

原作にこんなセリフがあった。

「子供の遊びに終わりはない」

昔、朝から友達と遊び、駄菓子屋に行き、
公園で暗くなるまで遊んだ夏休みの日々を
思い出した。