安田学園の脇をすり抜け左折し、清住通りを南下する。
ここは両国地区。
右に見えるは東京都慰霊堂。関東大震災と東京大空襲の慰霊施設。
この辺りは関東大震災惨劇の被服廠跡地。
火災旋風が巻き起こり多くの犠牲者が火に包まれた。
JR総武線の高架をくぐり京葉道路と交差する緑一丁目の交差点。
そこの20.9km地点に関門がある。もちろんここ来るまでの間に
泥鰌を二匹飼っている脚があるから、すべての関門に気を配っていた。
ここで関門をよく注視すると、、、
すると、ここの関門は12:45に閉鎖する。
現在時刻は、、、、、なんと12:30を過ぎたころ!
やはり10kmという早い段階でのウォーキング走りが祟った。
それでも、この先の首都高の高架をくぐり進めば
ハーフの表示が!
Jr
まだハーフ、、、やっとハーフ、、、、
でも、この脚でよくここまでやって来たもんだ、、、
あと半分、これからなにが待ち構えているのか?
いちばん長い日、、、、、
新宿都庁前から3時間ほどかかっているが、
実はここまで、トイレを我慢しながら走ってきた。
走る前のレポにもあった通り、
あれほどトイレで用を足したのにもかかわらず、
搾り取るように出したにもかかわらず、
尿意が最初の4~5kmで催してきた。
汗もかいているから大丈夫かと思うが、
切迫はないもののずっと催している。
確か前回出た8年前までは、セブンイレブンの協力の下、
コース上のセブンのトイレを借りることができた。
あっしは過去3回ともトイレのお世話にならずに
完走してきたので、正直どこでトイレに行けばと困惑していた。
レポにもあった通り、その辺でやってしまう輩が居たので、
今回の主催者はそうした輩には厳正に対処することと、
コース上にトイレを多く設置なり、公衆トイレを貸し切って対応していた。
しかし、ここまでくる間にいくつかオフィシャルトイレを見てきたが、
やはりどこもいっぱいで長い列を成している。
各関門マイナス10分で通過している身にしては、ちょっとしたロスは命取りだ。
我慢できるうちは我慢してと、ついにハーフまで来てしまった。
しかし、この辺からトイレの列が短くなってきているような気がした。
オフィシャルトイレに遭遇。
「どうぞー、トイレはこちらでーす」のトイレの呼び込みに誘われ、
4回目にして初めてのコースアウト(笑)。
路地を進んで70mほど行った先に、「森下公園」。
公園内にぜいたくにも10~15ほどの仮設トイレが用意されていた。
しかもほとんどが「空き」だ。よかった、よかった。
早々に用を足して、コースへと戻る。
時間がないので、焦っていたせいか公園の写真も撮らなかった。
しかし、いつかこの公園にお礼に来るとしよう(笑)。
関門閉鎖が意外に迫ってきているが、
相変わらずこの脚は言うことを聞かない。
大体この辺りでは1km8~9分ペース。
次の関門閉鎖は24.7km、13:20閉鎖
このまま行っても何とかクリアできそうな感じ、
とにかく前へ進むしかない。
走る、歩くを繰り返しているが、歩くにしても大股で
のっし、のっしと歩くように心がける。
今できる最善の方法がこれしかない、、、、(笑)
その先には、何年前だろう血の惨劇があった富岡八幡宮。(笑)
以前、ギャラリーとしてここに東京マラソンを見学しに来たけど、
その時は太鼓のパフォーマンスとか、宮神輿の千貫神輿がご披露されていたけど、
やはり、遅すぎたか、何にもやってなかった、、、(笑)
お宮を過ぎるとすぐに折り返し。また蔵前まで折り返す。
門前仲町は今回のコース上の中でも結構にぎわっていて、
ギャラリーが多いほうだった。
清澄通りに戻り、来た道をまた戻る。
首都高の高架を過ぎるとすぐに24.7kmの関門。ここは13:20の締め切り。
時間を見ると丁度13:00過ぎくらいか。
マイナス15分で何とか通過。
ここで、よく見ると関門の看板掲示には、
当然○○km、◯時◯分閉鎖とデッカク書かれているが、
その下に小さくではあるが、次の関門の情報も書かれている。
24.7kmの次は <29.2km 閉鎖時刻14:00> とあった。
あと1時間弱。約5km。
早歩きでも何とかなる。
とにかく、30kmを目標に走ろう、イヤ歩こう(笑)。
(つづく)