帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

初の須田町、日本橋、これまた初の大川越え、 四たびの銀座に歓喜溢るる丸の内、背なで見守る赤煉瓦 7 ふくらはぎに泥鰌が2匹

秋葉原を通過し、メイドさんを見ようかと思ったけど、

そこまでの余裕はなかった。

普段10kmくらいはよく走っているが、

なんかどうして、疲労感があった。

でも全然走る気は満々の気力は充分に感じていた。

秋葉原を過ぎ、末広町も通って最初の折り返し上野松坂屋前に向かう。

最初の折り返しだ。

テレビカメラがあると映ってはいないとわかってはいながら

みんな手を振る。もちろんあっしも(笑)。

上野広小路松坂屋前を折り返し、また秋葉原、須田町へと向きを変える。

折り返して100~200mくらい走ったところだろうか、

そこで、あっしの東京マラソンは終了した(笑)。

右のふくらはぎの外側というか脇のあたりが、

〝ビクッ、ビクッ〟と電気が走ったように痙攣した。

まるで泥鰌がふくらはぎで飼っているかのように動く。

思わず歩を止めて立ち止まる。

「ちょっと早くないか?」

過去3回とも確かにふくらはぎが痙攣したように攣った。

ただし、大体がハーフあたりだ。それからはすったもんだしながらの

珍道中になるので、今回も覚悟はしていたが、

まさかの10km過ぎで、、、

なんとか、万世橋まで戻って来た。

上の画像に見える肉の万世が3月でこの本店を閉店するという、

感慨深げに走ろうと思ったが、そんなことは1㎜も思えなかった。

だましだまし走っているしかない。

須田町の交差点を過ぎ、神田駅へと向かう。

このあたりで、 だけではなく左足にも〝ビクッ!ビクッ!〟と痙攣してきた。

走っては歩き、走ってはある気がもう繰り返される。

せめて地元くらいはかっこよく走りたかった。

それでも、上野、神田、日本橋を走れるのは気持ちがいい。

日本橋にやって来た。

8年前までは、このコースはなかった。

東京マラソンを走ると、何日か後にアンケートのメールがやってくる。

その時に、当時は日本橋を見るだけだったが、

「日本の道路の起点、日本橋を渡るコースの実現を!」

と、あっしはリクエストした。

そしたら、翌年からこの今のコースに変更になった(笑)。

せいぜい、ありがたく渡らせてもらう。

麒麟の翼に会える!!!

日本国道路元標にご挨拶。

この画像を撮りたかった。あっしの右足とともに(笑)。

麒麟よ!あっしも翼が欲しい!

 

だましだましながら、まだ元気な身体で

あっしの地元を後にした。

 

(つづく)