何人かのランナーがコースから外れて
路地へと入っていく。
何だろうと見てみるとトイレだ。
神田駅近くの学校施設の校庭に用意された
仮設トイレにまっしぐら。
いや、まっしぐらではなく長蛇の列に並んでいた。
こんなに並んで大丈夫か？
ロスは何分かかかる？
当然この辺は住んでいる人もそうそういないから
ギャラリーも少ないが、ひときわ目立つ応援者。
ピカチュウの着ぐるみを着ている。
「頑張って～、頑張って～」と大きい声で声援を送り、
「ピカチュウ～ありがとう～」と
ランナー達も礼を言っていた。
まだ10㎞手前、ランナー達もまだ元気だが
この女性のピカチュウは何だろう？
意外とランナーだけでなく、こうしたギャラリーも
コスプレしているのが東京マラソンだ。
日本橋にやってきた。
三越前を走るランナー
ライオン像もほほえんでいるだろう。
日本橋が極彩色の帯に彩られる。
東京で一番美しい瞬間だ。
下の画像の真ん中に埋め込まれているのが日本国道路原標。
たまにだが、これを撮影するランナーもいた。通だね。
これをスルーするようじゃダメだ。
せっかく日本橋をわたれるコースだというに、、、
すっかり有名になった麒麟の翼もランナー達を見守る。
道路の起点である日本橋。
ここから各地に飛び立つイメージで
麒麟に翼をつけたという。
マラソンランナーにぴったりの場所だ。
次元に銭形にルパン
一本歯の下駄で頑張る弁慶。
同じ人かわからんが、あっしが１回目に走った時に
茅場町で同じ格好の弁慶にお会いした。
さあもうじき、10㎞の関門がやってくる。
トラロープを手にする審判員。
もう一つの彫刻、獅子がそれを複雑な表情で見つめていた。
(つづく)
