帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

キッザニアに行ってきた

f929683a.JPG豊洲にある
ららぽーとの中に
入っている
キッザニア東京」へ
行ってきた。
私は初めてだったが、
子供らは2回目。
ひと頃の混雑も少し緩和された様子で、
先週の土曜日に行ったのだが、
前日のネット予約で2部(16時~)だけど
取れてしまった。
しかし、
入る前にあらかじめ早く行き、
入場整理券をもらうのだが、
指定された時間に行くとすでに
コの字型のららぽーとの端っこ
にあるキッザニアから
逆の端にあるシネコンまで
ぐるっと並んでいる。
「こんな人数、入れるのか?」
と思うほど。
早めの整理券のためか
すんなり入るが、
勝手が分からない。
何を体験したいか聞くものの
どこがどこやら。
狭いわりには建物の造りが
3分の2程度の大きさしかないせいか
そこはもう迷宮と言ってもいい。

ご承知の通り
ここは大人が楽しむ場所ではない。
子供のための職業体験施設。
仕事をして、キッゾなる通貨を稼ぎ、
街の中でキッゾを使い買い物をしたりする。
誤解していたのが、仕事によって
報酬が違うと思っていた。
裁判官が高くて、ガソリンスタンドは安い
と聞いたような気がしたのだが
どの職業も30分程度の体験(仕事?)で8キッゾ。
それに、歩いていると暇な人気のない職業から
声をかけられる。
「*****をするお仕事だけど、
 やってくれるかな?」
と聞かれる。今の時代と逆行した
完全に売り手市場だ。
ハローワークでも派遣村でもなく、
ここへ来ればすぐに仕事が出来る。

ウチの子は
1.幼稚園の先生
2.看護師(上の子)
2..インテリアプランナー(下の子)
3.キャビンアテンダント
4.漫画家
と、計4つの労働。

楽しそうにやっていたが、
繰り返すが大人は楽しめるところではない。
原則的に建物の中に入って
仕事を間近で見ることが出来ない。
仕事によっては外でずっと待っていることも。
IMG_8407

写真はキャビンアテンダント
まさか外からのモニターを
カメラに収めるとは思わなかった。
しかし、消防車に乗った我が子をカメラ手に
後から追いかけ回す親たちは
見ていて滑稽だった。

最初は外から見ていても
まぁ面白かったが、
だんだん飽きてきて、
何もしないのに
何で入場料を取られるのか
釈然としないことに気づく。

職業意識をつけるのは良いことだとは思う。
大失業時代を迎え、
ぜひ、私と違ってきちんとした仕事選び
全うして欲しいと願う親心が表れた施設のような気がした。