帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

阪神タイガース

いけちんは、言わずと知れた阪神ファン
高校時代は事あるごとに掛布や小林のマネをよくやったものだ。
よく聞かれるのが、「東京の生まれでどうして?」
どうしてでしょう? 東京のど真ん中神田の生まれで何故に阪神か?
実は小学校1、2年だった頃は巨人ファンだった。その頃初めて後楽園球場に
連れて行ってもらっとき、巨人の帽子を買ってもらった記憶がある。

オヤジが阪神ファンだった影響は大きいと思うが、
自分なりに阪神を調べて行くと本当に魅力あふれるチームだと言うことが分かってきた。
例えば佐野という選手がいた。ある年にバカバカ打ちまくり途中まで打撃成績1位だったが、
大洋戦でフライを追ってフェンスに頭から激突! 
当時の川崎球場のフェンスはコンクリートでクッション性のものはなく頭蓋骨骨折してしまった。
しかしそれでもボールは落とさなかった!! 何と気概のある選手か。
それだけでなくいろいろな個性豊かな選手がいた。
今はどのチームにも個性的な選手はいなくなってしまったが、
昔の阪神の選手には泥臭い個性を振りまいていた気がする。

でも巨人ファンには理由がいらないのでは?
今更巨人をどうのこうの言うつもりはないが、
マスコミに煽られながら勝てばいいということだけで存続してきた感がある。
だから勝てないと面白くなくなる。
もちろん阪神だって勝てないと面白くはないが、
今年の夏前にあるラジオ番組を聞いていたところ、
そのパーソナリティーは大の巨人ファン。ある日知り合いの巨人ファンに出会ったら、
「まだ巨人好きなの?」と言われてショックを受けたそうだ。
もちろん阪神ファンにはそうした会話はない。仮にあっても
「最近は弱くて見てないよ」程度だろう。
そこが今の甲子園と東京ドームに見るファンのあり方の違いだということだ。

球場で思い出したが、3年前の夏。大阪ドーム阪神戦を見に行った事がある。
地下鉄に乗って向かっていると、隣におばサンが2人立っていた。
世間話しながら乗っている様子。きっと勤め帰りで一緒に帰っているものと想像がついた。
しかし、1人のおばサンが背負っていたカバンからバット型応援グッズが顔を出しているではないか。
駅に着くとやはりドームの方へ2人で歩いていき、球場へと入っていった。
こうした光景は東京では皆無ではないだろうか。
普通のおばサン2名が勤め帰りに野球を見に行くというのは!
阪神というチームは本当の意味で市民球団になっている。

ちょっと長くなってしまったが、阪神についてはいずれまた語ろう。
日本シリーズもあるし。