帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ハワイ行③ OK牧場の嵐

ハワイでの3日目
唯一のOPツアーに参加
クアロア牧場」1日ツアー
ワイキキから送迎のバスで
走ること約1時間
バスの中では牧場の係員が
英語でペラペラ説明する。
見ると日系人のようだ。
それが終わると
たどたどしい日本語で再度説明。
しかし事あるたびに
“OK牧場”と言ってはニヤニヤしている。
朝早くから勘弁してくれ。
ガッツ石松のようになりたいか?

ここは牧場と言っても
牛や豚はほとんど見えない。
マザー牧場のような所ではない。
乗馬、射撃、クルーズ、バギー等を体験する
アクティビティー・テーマパークだ。
1日ツアーでは午前2つ、午後2つの
合わせて4つのアトラクションが楽しめる。
到着して各アトラクションの集合場所の
説明があり、体験するアトラクションの
シートに名前を記入。
私がやったのは
1.映画村バスツアー
2.ジャングル・ジープツアー
3.四輪バギー
4.乗馬
の4つ。
まずは、映画村バスツアーの集合場所へ。

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順番に案内されているのを見ると、
バス2台に日本人とそれ以外とに分かれる。
ちゃんと日本語の説明をしてくれるようだ。
運転手がやってきてそれがガイドも行う
一人二役
しかし、ちょっといかつい感じの外人。
そう言うキャラを立てようとしているのか。
そんな彼も二言目には“OK牧場!”
さらには
『ナニカアリマシタラ“スタッフ~”ヲヨンデクダサイ』
などと、受けを狙おうと必死だった。
まさか、ツクダンズンブングンはやるまいに。
映画村と言っても京都太秦のようなところではなく、
ここはもの凄い自然豊かな場所のせいか
色々な映画のロケ地に使われているようで
そのロケ地巡りのツアーだ。
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ジュラシックパークで博士と子供達が
大勢のぴょんぴょん跳ねながら逃げる恐竜に
巻き込まれながら、
木の陰に身を寄せたシーンで使われた場所。
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↑ハリウッド版ゴジラで使われた
ゴジラの足跡。
あと、映画「パールハーバー」で零戦が奇襲しに行く時
通過するシーンはココが使われた。

次はジャングル・ジープ。
オフロードをジープに乗り
絶景ポイントを巡る。
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風を切って走るジープは爽快だった。
一番よかったのは、
運転手がOK牧場を言わなかったことだ。

昼食休憩があり、午後イチは
四輪バギー。
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スピードが30㌔程度しか出ないが
なかなか面白い。
絶景ポイントを見ながら走るバギーは、
日本じゃないことを殊更実感出来る。

最後のアトラクションは乗馬。
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乗馬と言っても日本の観光地ではほとんどが
引き馬。係員に手綱を引かれて只乗っているだけ。
ここの乗馬は自分で操縦しなければならない。
バギーの時もそうだったが、
乗馬もやる前にちゃんと日本語で
注意事項ややり方のビデオを見せられる。
私も乗馬なんて崇高な趣味を持ってはいないが、
昔っからの競馬好き。
こうすればどうなる位は知識として持っていた。
実際乗ってみると自分の馬は面白いように言うことを聞く。
しかし、私の前のおっさん(日本人)は
御しきれていない。
見れば手綱を長く持っていて、馬に伝わっていない。
その馬はすぐに草をハミ、隊列を止めてしまうこと多々。
「ミジカクモッテ~」と係のお姉さんが飛んできてもダメ。
このおっさんやる気ゼロ。
しまいには「この馬全然言うことを聞かない」とほざく始末。
「お前がちゃんと御さないから周りが迷惑するんじゃ!」
「しっかり手綱を持って、早く前へ進め!」
と何度言いたかったことか。

それはそれとして、このOK牧場。
いや、クアロア牧場。そこそこ楽しめた。
でも、冷静になって考えたら
何とこれだけで$135!
約13,000円だ。
昼メシ付きとは言え、大したメシも出ず
ディズニーランドに行った方が…
と考えたくもなる。
OK牧場と繰り返し言っていたのを思い出せば、
OKサインは日本ではマネーだからなぁ
と、納得する。

 …つづく