だいぶ経ってしまった。
公私ともに忙しくと言ったら
聞こえは良いが、
まぁ皆さんのご想像の通りです。
さて、ちょっと前の話で恐縮だが
３月３日、平日だったが
１月のある日曜日に仕事をしたおかげで
振り替えを取る事に。
何処に行こうか思案していると
千葉勝浦でやっている
「かつうらビッグひなまつり」を
思い出した。
ポスター等で知ってはいたが
以前から行きたくともなかなか
都合が合わず行かれなかった。
調べるとこの日が最終日。（当然か）
早速行ってみる事に。
駅を降りて歩いて10分ほど歩くと
日本３大朝市で有名な勝浦の朝市がある。
朝市と言っても着いたのが11時くらい。
それでもまだ賑わっていた。
そこにある遠見岬神社の石段にあるのが
メインの２千体の及ぶひな人形。
何と朝１時間半かけてボランティアが並べ、
夜にはまた片づけてしまう。
2/20から3/3までの期間中
毎日この作業を続けている。
これにはもう敬服するしかない。
（雨の日は残念ながら見られない）
ココだけでなくいろんな場所でひな人形を
展示しているが、一番驚いたのが
道すがら歩いていると、
ほとんどの商店で少なからずひな人形を
展示している。
魚屋では内裏雛の刀の代わりに
煮干しが差してあったり、
ちょっとした遊び心も多々見受けられた。
↑写真は老舗旅館。旅館の前にはひな人形もあるが
入口を入った所にも雛飾りが２台もあった。
営業しているのか？
近くの寺の前にもずら～っと多くの
ひな人形があった。
その前にひな人形のかぶり物をした犬が。
勿論見た通りかわいいのだが、
問題は飼い主。
ひな人形をバックにこの犬たちの写真を
撮っていたのだが、
飼い主が思い描くポーズと違ったようで
もの凄いきれまくり。
「コラ～ッ！座れ！」
ほとんど怒鳴りつけていた様子に、
ギャラリー達は最初
「まぁ、かわいい～」
などと見つけては近寄っていたが、
ほぼどん引き状態。
楽しい祭りの中でちょっと悲しい気分に。
犬を飼った事はないのでよく分からないが
こんなモンか？
図書館では歴史のあるひな人形を展示していた。
享保年間に作られたと言うひな人形や
江戸時代に庶民の中で楽しまれたものなど
見応えのある人形ばかりだった。
↑享保の人形は撮影禁止。これは何だったか？
珍しくお城に入ってるひな人形。
ところで何でこんな祭りが勝浦で
やっているのか？
見ると看板がありこんな事が書かれていた。
なるほど、最初は向こう（徳島）でやっていたのか。
それにしても、
街全体がこの期間ひな人形で埋まり
“ひなまつり祭り”という印象。
ひなまつりは本当に祭りだった。
