ついに決勝Tに！
デンマークを相手に
見事に快勝だ。
サッカーをあまり見ず、
オフサイドがJリーグ開幕まで
理解できなかった私にとって
試合後のコメントは唯一の楽しみと言っていい。
その試合をどのように分析しているのか？
どんな気持ちでやっていたのか？
指揮官にせよプレーヤーにせよ
そうした言動が真っ先に気になる。
そう言う意味で、
トルシエやオシムなどの
コメントは大変興味深かった。
前者は数学者のような分析で、
理路整然と試合を振り返る。
後者は哲学者、あるいは文学者のような
比喩的方法を駆使しながら語っていく。
失礼ながらジーコのコメントは
正直あまりワクワクさせられなかった。
名プレーヤーは得てしてそんなもんか。
デ戦直後のインタビューで
奇しくも岡田監督と本田に共通した
言葉があった。
４強を目指す岡ちゃんは
『まだ雲の彼方』と言い
優勝を広言？した本田は
『まだまだ遙か先』と言った。
当然の事ながら日本のサッカーは
まだまだ後塵を拝す位置。
２人のコメントを聞いて
坂を登り詰めさえすれば
列強に追いつき
雲を掴む事ができると信じて頑張った
「坂の上の雲」を思い出した。
