帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

夏休み2010①

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お盆も明け、
そろそろ世間が
動き始める頃だが、
私は月初めの約1週間
休みを取っていました。
去年も同じ時期だが、
お盆は避けて取るのがいい。
何しろどこ行くにも
高くて混んでいる。
お盆時期に仕事したって
世間が休みなだけに
電車は空いてるし、
仕事もあまり動かないので
あまり気を使わない。
しかし、そうは言っても
今年は泊まりの旅行はなし。
理由は、ウチには要介護5の
住人が居るから。
と言っても6歳になるウサギ。
今年の春前から足の様子がおかしくなり
遂にマヒ状態に。
1日くらい家を空けても大丈夫だとは思うが
奥さんが気をかけて日帰りすることに。

今年のメインテーマは陶芸。
前職にて栃木に出張に行った際。
益子焼の益子に立ち寄ったことがある。
確か碓氷峠のおぎのや峠の釜飯の釜は
ここ益子焼だったと思う。
それに、以前記念の品でもらった
湯呑みが益子焼きのもので
大変使い勝手が良く、
気に入っていた事もあり。
益子焼きには親しみを覚えていた。
特に陶芸にはさほど興味はないが、
奥さんにその話をすると
もの凄くやりたがって今回行く事に。

調べるといろいろ陶芸体験できるが
できればロクロを回したい。
見れば子供も十分にできるとの事。
前日に予約の電話を入れ、
午前の部と午後の部があるそうで
午前の部を選択。
しかし、車で1時間半はかかるから
早朝出発。
着くと30歳前後の兄ちゃんが対応、
いかにも陶芸をやってそうな
気むずかしさを感じる先生が出てきた。
愛想もなく人数分のロクロの準備をし、
説明が始まる。
あまり大きくもない声で少々早口なモンだから
何を言っているかよく分からない。
手つきだけを見て「こうすればいいのか」と
自分なりにやってみるしかない。

始めてみると、まぁ思ってみたよりは
形ができあがるが、
そこは説明が下手なのか
自分が不器用なのか分からないが、
うまくいかない。
そこはさすが先生で、ゆがみがでた粘土を
うまく真っ直ぐに直してくれる。
しかし、直しながらも何か言っているが
よく分からない。

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↑私の作品

しかし、先生が家族の方へ指導していると
こちらの粘土がグチャグチャに。
思わず「うわッ」と声が出てしまう。
グチャグチャになると空気が入り、
焼いた時に破裂するそうでもう使えないそうだ。
どんぶりに挑戦した私は多くの土をダメにしてしまった。
それでも、黙々と指導する先生に
好感を覚え始めた。

(つづく)