帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

不適格

ラジオでスポーツジャーナリスト
生島淳が言っていたのだが、
国立競技場が危ないそうだ。

話はいきなり飛ぶが、
生島淳の兄はアナウンサーの生島ヒ●シ。
私はこの人が大嫌い。
平日早朝のラジオで
パーソナリティをしているのだが
いつも自分のペースで
つまらないことしか喋らず、
間違ったことばかり言って、
いつも後から訂正する。
(訂正するも謝らない)
明らかに間違っていても
訂正すらしないこともあるくらい。
もう少し考えて喋れないのか?
また、いきなり沈黙が続き、
放送事故か?と思いきや
突然「ハ~クション!」と
くしゃみをする始末。
にもかかわらず、ゴメンの一言もなく
原稿を読み続け、開いた口が塞がらない。
リスナーを愚弄するのもいい加減にしろ!
それが面白いとするリスナーもいるのだが、
本当に史上最低の放送だと私は思っている。
じゃあなんで聞いているかと言えば
次の番組(森本毅郎のスタンバイ)が最高に面白い。
いちいち他局に変えていられないので、
我慢して聞いている。
弟の淳さんは兄に似ず優しい言葉遣いで、
いろいろと気を遣いながらしゃべり、
聞きごごちが良い。
顔はそこそこ似ているが
きっと血はつながってないはずだ。

さて、話は戻るが
先週の朝日新聞に載っていたそうだが
サッカーの大本山FIFAが
日本サッカー協会に対し、今年3年ぶりに行われる
クラブワールドカップ(旧トヨタカップ)の開催に
国立競技場は不適格と判断し、改修要請を
したというもの。
これを受けサッカー協会は国立競技場へ
この要請を伝えたそうだ。
FIFA要請の要旨は
1.貴賓席が狭い
  ワンブロックしかなく、国際標準的には
  今やスイートルームのようなガラス張りの部屋で
  食事も提供され、ソファーに腰掛けながら快適に
  ゲームをモニター(?)で見る。
2.見栄えの悪い座席
  背もたれのついている座席はごく一部で
  いろいろと手を入れているそうだが、
  古いタイプの席。
3.観客席の階段が不規則
  古いせいか階段を上る規則性がなく
  つまづきやすい。
4.収容能力を最低8万人に
  10万人収容するスタジアムも海外には
  いくつもある中で、5万人しかない。
5.屋根
  日韓ワールドカップの時、国立が使えなかった
  要因にもなった屋根がない。
淳さんは続けて、サッカーだけでなく
陸上も国際的な基準からは外れていると指摘。
今や陸上トラックも9レーンが常識で、
短距離では内コースのカーブが急になるので不利。
だから、2~9を使うことが多いらしい。
しかし国立は古いから8レーン。
やはり、50年も経つといろいろ不具合が生じてくる。

しかし、良い点も指摘する。
世界中を見てもあれほどアクセスの良いスタジアムは
無いそうだ。
確かにアクセス可能な最寄り駅は
信濃町千駄ヶ谷、外苑前、青山一丁目、国立競技場前
と豊富。人によっていろいろと利用できるのは
大変魅力的だ。
だけど、国立競技場の関係者もどういうベクトルを
目指すか考える時かもしれないと話しているそうだ。

国立競技場へは個人的に
生まれてこの方3回しか行ったことがない。
中学の時、区の連合陸上大会の応援だけだ。
だから金を払って行ったことがない。
隣の神宮球場へは数え切れないほど行っているが
あそこもかなり古いし狭いし汚い。
もう少しきれいで機能的なところで見てみたいと思うのだが…。
淳さんはこうも言う。
やはり国際標準に近づけなければと思う一方で、
もうあきらめて、古いまま不便なままで使い続ける。
モニュメント的、ノスタルジック的な
付加価値をつけていく方向性だ。
松坂のいるボストンレッドソックスフェンウェイパーク
一番古い球場で、手直しはしているとは思うが
建て直したりしない。
どういうわけか、座席が通常ホームプレートを向いているものだが
そこではセンターに向いている。
だから視線は45度傾けてプレーを見なければならないそうだ。
それでも、この球場はいつでも熱狂的なファンでいっぱいだ。

さて、どうする。