帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ギリギリ

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まだ自分も2回くらいしか見たことがないが、
写真はNHK教育で毎週金曜日に放送している
福祉番組「きらっといきる」の中で
障害者が自らの障害をネタにして笑わす
バリバラ」というお笑いコーナーがある。
その新聞記事だが、記事に書いてある通り
毎週やっているわけでなく、月の最終週の
限定コーナーらしいが、見たときは衝撃的だった。
最初は昨年12月の2時間SP題して
「笑っていいかも?」
正直言って直視できず、タイトル通り
素直に笑っていいものか戸惑いながら見ていた。
しかし、すぐに出演者の真摯に笑わそうという姿勢が
思いっきり笑わせてくれて、
いわゆる自虐ネタが中心だが、それだけでなく
福祉の世間がかかわる皮肉も一部に感じられる。
「見せ物にするのか」という批判もあるとは思うが、
何しろ自分から笑わそうとしているのだから
素直に見ればいい。
ネタの中から普段障害者が感じている問題や
健常者の無関心や逆差別的な部分もかいま見ることができる。
まじめなドキュメンタリーではそれこそ直視するには
それなりの覚悟がいるようにも思われる。
障害者も健常者も今ある問題を認識し笑い飛ばせばいい。
福祉に何も関わっていない自分が偉そう言えないが、
逆にお笑いというものの可能性をまた発見した気がした。