帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

中間点  (銭湯16)

荒川銭湯シリーズも16回目。
1回は北区の番外編があるから、
15湯目(こんな数え方あるか?)。
現在のところ区内には30の銭湯があるので
丁度折り返しの中間点だ。

まだ半分残っているのも気が遠いが、
未知なる銭湯との出会いもまた楽しみ。
また、番外編もこれからちょくちょく行くつもり。
今考えているのは、銀座の銭湯。
そして、生地神田の銭湯にも今更ながら入ってみたい。
母校小学校の隣というか近くに
以前児童館があったのだが、
そこがスーパー銭湯的な銭湯
江戸遊なるのが結構前からある。
スーパー銭湯的というのはそれ並みに
キレイで施設もそれっぽいが、
銭湯料金でやっている。
両国にある同じ名前の江戸遊は
結構な料金を取るけど。
それはともかく最後まで行き着くには
寄り道をしながらやっていきます。

今回は南千住シリーズ最後の草津湯。
南千住は3つ銭湯があり、
続けざまに3つ完湯(かんとう/こんな言い方あるのか?)
まぁウチから日光街道の向側にある
遠くの銭湯が片づいてまずは一段落。
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通りには草津湯の看板だけ。
その看板を曲がると狭い路地、
つきあたりに草津湯。
IMG_3609

いつも思うのだが、こうした写真を撮るのは
結構勇気がいる。
なぜなら、いかにも銭湯の格好をしたヤツが
カメラを持っている。
風呂にカメラって・・・
もう犯罪者の何ものでもないし、
異常趣味と言われてもおかしくない。
女湯はともかく、男湯の趣味はあっしを知るものなら
全くないことは分かっていただけると思うけど。
まぁ中に入って撮ることはまず無いので
持っているだけです。
中にはいると昔ながらの番台。
もう大きさといい、形といい標準的な銭湯。
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まず最初に気づいたのは銭湯画に富士山。
世界遺産の富士山だが、
銭湯文化遺産でもある。
(銭湯復興会議議長のあっしが指定)
ちょうど男湯と女湯の真ん中に鎮座し、
男湯には渓谷の画がある。女湯は不明。
富士山は久しぶりに出会えた。
よくよく見るとサインがない。
大体中島師か早川師のサインがあるものだけど
違う人の作品なのか?
ちょっと作風もいつもと違う気もしてきた。

カランの湯はやや熱めで丁度イイ。
湯船の湯も同じくらい丁度イイ。
銭湯を調べるに、よくこのサイトを見るのだが
ココの湯も薪で沸かしているとのこと。
前々回の新柳湯ほど湯のやわらかさは感じないが、
なんだろう、トゲトゲさがないって言ったらいいのか
確かに優しい感じがする。
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帰りに裏に回ってみると
画像にはないが薪が積み上がっていた。
まぁ薪でも重油でも言われなきゃ分からん。
しかしなんか気持ちよく感じて、
南千住シリーズ最後の湯だが、また来たくなった。