彼岸の中日はあっしの誕生日。
この日を迎えてワクワクしなくなったのは
いつくらいだろうか？
それでも子らがお祝いすれば
嬉しきことなれど、
近年はこちらから言わないと何も起こらない。
また、誕生日と同時に結婚記念日でもある。
面白いことにこの日に結婚式をした。
まぁ忘れないだろうし、
だからといってどうって事もないのだが、
この日の午後「あっしの誕生日なんだ」と言ったら
ウチの奥さんも「ああそうね」と同調するも、
結婚記念日を伝えると、
「あぁそうだ、忘れていた」だって。
普通は旦那さんが忘れていて大騒ぎするモンだが・・・
ウチは逆か、まぁお騒ぎするわけでもないが・・・
そんな心のケアにも銭湯はイイ。
お湯やら水の音はマイナスイオンが
発生するというじゃないか。
きっと癒されるはずだ。
荒川区の銭湯を巡るシリーズその２４
今回は町屋から
ちょっと細かい路地を入ったところにある
清吉湯。
典型的なマンション銭湯。
中にはいるとフロント式の受付
シマシマのシャツを着た結構若い
あんちゃんが対峙する。
勝手がわからずキョロキョロ様子を見ながら
あんちゃんに近づき
「おねがいしま～す」と千円札を差し出すと、
それを受け取るや
フロントを出てこちらにやってくる。
な、な、なんだ。やるのか～？と思いきや。
あっしをやり過ごすと右やや後方にあった
チケットの自販機に千円を突っ込み
おつりを渡してきた。
いやぁ、「そちらで券を買って下さい」と一言
言ってくれれば・・・
何も言わずに急に立ち上がり
向かってくるモンだからびっくりした。
「あぁ、スミマセン」と言うのが精一杯。
中に入り浴場へ。
浴場はマンション銭湯にはありがちな横風呂形式。
勿論天井は低い。
ケロリン桶で２～３身体を湯で流すも
エライ熱い！
こんなに熱いカランはちょっと記憶がない。
荒川一熱いのではないか？
今日の心のケアにこの熱さは厳しすぎるよぉ～。
周りを見るに、
こういう横風呂だから
マンションだから
銭湯画はない。
タイルもモザイクタイル画でもなく
何の変哲もないタイル。
特徴が少ない銭湯。
最初に入ったのがブクブクの湯だが
何にも書いてないので知らないで進みゆくと
ぶおーっと（音はしない）全身が震えるような感じ。
勘弁してくれ。
電気風呂は好きじゃないって言ってるだろうに。
今日の心のケアにビリビリ電気はないよぉ～。
ちゃんと電気風呂と書いて欲しい。
上のイラストで今度はあっしが書き忘れたが
一番奥は紫色の湯で、
何かの薬風呂なのだろうけど
やっぱり書いてない。
おまけに温度計は５２℃を指しているのに
ものすごいぬるい。
隣のジェットバスは４２℃だけどそこそこの温度。
５２℃はカランの温度か？
悪くない銭湯なれど、慣れないせいか
ちょっと疲れた。
銭湯に来て疲れちゃ行けない。
ホンに心のケアになったのだろうか？
夕方、家に戻ったら
ありがたいことに
コージーコーナーのケーキが買ってあった。
めでたし、めでたし。
でも、言わなきゃ出なかったのか・・・
