右ヒザの違和感で自粛していたRUN。
メンソレータムのラブをすり込んだり
せんねん灸をしたりしてきた。
まだ痛みとは言わないけど
違和感というか不安がまだある。
まるで阪神の西岡のようだ。
ただ、ラブをすり込んでから
すり込みのマッサージが良かったのか、
少しはいい感じになってきた。
あまり間が空くとあとから大変なので
短くてもイイから久しぶりに
昨日の日曜日走ってみた。
するってぇと、久しぶりなのに
いい感じで走れている。
ゆっくりでいいからと
力を抜いて走ったせいだろうか?
3㎞でやめようと思ったが、
あまりに調子が良かったので
普段と同じ約5㎞を走りきった。
途中バテることなく
タイムもまぁまぁというか悪くはない。
ヒザも痛みはなく、いきなり期待もしなかったのに
大団円となった。
それはともかく、RUNといえば銭湯でのリフレッシュだ。
先に紹介したNHKでやった談志のドラマの中に
談志が湯に入りながらこんな台詞があった。
「銭湯は裏切らねぇ~」
イイ言葉だ。名言だ。
まぁあっしも言ったことはあるけど・・・
荒川区の銭湯を巡るシリーズその23。
今回は都電通り東尾久三丁目から
路地を少し入ったところにある大門湯。
造りは見て通り昔ながらの銭湯。
植栽が暴力的なまでに生い茂っている。
煙突もやや短めで高い建物が
あまり無かった頃からの古さが伺える。
入口も本当に昔ながら、
松竹錠の下足を利用し、引き戸を開ければ
そこは番台。フロント形式ではない。
脱衣所の床は当たり前だが板張り。
今回気づいたが、ニスのツヤがキレイだ。
よくよく見ればスミまでキレイで
チリ一つ落ちていない。
ちゃんとしている感たっぷり。
浴場に入ると正面には山がない銭湯画。
渓谷の様子が描かれ正直インパクトがないが、
脇に“大歩危“の文字と早川師のサイン。
大歩危ってあの四国の渓谷か?
何か地味ながらその珍しさに湯に入りながら
ちょっと釘付けになってしまった。
しかし、結構剥げているところも目立ち
もう5年以上は経っている雰囲気。
書き換えはしないか・・・。
浴槽だが、初めて見ただろう、
底にはタイル画で金魚が描かれてある。
それが見事にキレイで
湯面がブクブクのバイブラバスで
揺れているせいか、湯船で泳いでいるかのようだ。
湯は金魚風呂が熱めで、他はまぁまぁ。
カランの湯はぬるかった。
女湯との壁もモザイクタイル。
あの洋風なアルプスの湖畔のやつ。
やっぱりご丁寧に教会まで描いてある。
ここらにゃ似合わないこと請け合い。
お客も5時過ぎで10人弱。
まぁまぁの入りといったところ。
路地裏にある昔ながらの銭湯。
金魚銭湯は裏切らねぇ。