帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

無理せず埋めよう! (銭湯28)

久しぶりの銭湯レポート。
荒川区の銭湯をレポートするシリーズ
その第28回目。
前回が1/22にレポートしたから
3カ月ぶりとなる。
しかし、その間も銭湯には通っていた。
それはすでにレポートした銭湯であったり。
一番近い銭湯はこのシリーズの最終回に
取ってあるため、レポできない。

今回は東尾久にある「やまと湯」
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電通りに平行するちょっとした商店街の
狭い路地を入ったところにある。
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はす向かいには、
ちょっと肌寒いと言う気温なのに
猫がひなたもないがひなたぼっこ?
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下町の平和のシンボルだ。

暖簾をくぐるととすぐに入口。
当たり前じゃないかと思われそうで
伝わりにくいんだが、
一般的に銭湯というのは、
鰻の寝床というわけではないけど
奥行きが長く、入口の間口は短いもんだが
ここは奥行きよりも間口が長く感じる。
縦長というより横長感がある。
だから下駄箱も入口の左右に男用と女用とあるのだが
右奥にある感じで、扉までは異様に近い造りなのだ。
湯銭を払って脱衣所へ
やっぱり横に広がっている。
浴場も横に広いせいかカラン場も
真ん中に2列もある。ちょっと珍しい。
あっしが入ると同時に一人のお客が出て行って。
浴場にはあっし一人だ。
正面の銭湯画は以前はあったと思われるが、
今は写真?のような全面しらかば林の
あまり趣が感じられない風景。
横にわざわざ「しらかば林(軽井沢)」と書いてある。
別に浅間山が写っているわけでもなく、
しらかばの林だけなのだから
軽井沢である意味は・・・?
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カランの湯を浴びてびっくり。
もの凄くぬるい。
全銭湯の中でも一番と言えるぬるさ。
こりゃたまらんと、湯船に行くがこれが真逆でクソ熱い。
4つの湯船があるがどれも熱い。
一番左の「熱湯」とわざわざ札がぶら下がっている湯船は、
温度計を見る気にもなれず不戦負け。
熱めが好きなあっしもコレには閉口。
水で埋めるのはポリシーに反するあっしは
我慢するも20秒足らずで降参。
とりあえずカランへ戻るもコレが究極にぬるいモンだから
水のように感じる。
それでも仕方がなく洗っていると
年輩の客が何人か入ってきて湯船に水を入れ始めた。
結構年寄りもこの湯はこたえるとみえる。
子供時分、昔の年寄りはあっしが
湯船のでかい蛇口に手を触れるだけで
「水入れんじゃない!」って怒鳴ったもんだが、
今じゃ自ら水で埋める始末だ。
今時の年寄りもヤワになったもんだ。
団塊世代はこんなもんか?
(団塊世代かはわからんが・・・)
しかしながら、水の入れ加減が丁度よかったのか
かなりイイ湯加減になった。
あっしのやせ我慢ポリシーも考えモンだ。
次回は無理せず水で埋めようか・・・

このシリーズもようやくあと5湯。
番外編も織り交ぜながらラストスパート。
今更ながら銭湯回数券を買っていればよかったと
思う今日この頃・・・