帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

リターン トゥ ザ GODZILLA


ゴジラが帰ってくる。

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ゴジラファンのあっしは、正直言って
もうゴジラ映画は作られないと半ば諦めていた。
なぜなら、あの震災以降
深刻な原発事故がいまだに出口が見えない状況。
そんな中で放射能との縁が切っても切れない怪獣が
暴れまくるなんてとんでもない話だ。
寅さんと同じくもう見る事が出来ないんだなぁと、
あの日の爆発を見ながら
「あぁ、もうゴジラは見られない」と呟いた。
(もちろん真剣に)
あの日、真摯にゴジラの心配をしたのは
あっしだけだろうか?

しかし、しかし、しかし、
ハリウッド版が帰ってくる!
日本で出来なければハリウッドで作ればいいのか。
前作のハリウッド版で
気を失いかけたゴジラファン達は
もうあり得ないと考えていた。
なにせ、ゴジラを見に行ったつもりが
ジュラシックパークを見るとは思わなかったからだ。
脚の速いゴジラはラプトルかと思った。
そのハリウッドがようやくゴジラらしい姿を理解して
作っていただいたようだ。
しかもTファンの渡辺謙をキャスティングし
見応えは充分の気が今からする。
しかも昨日からNHK-BSでは選りすぐり9作品を
放送する力の入れよう。
どうせなら、寅さんやコロンボのように
全作やって欲しいモンだが・・・
まぁ全部録るつもり。

上の画像は今まで買った事もない雑誌penで
特集していたので思わず購入。
付録として新旧ポスターピンナップ付き。
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1954年ゴジラデビュー作

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2014年ハリウッド版

なんか、じゃりーずヲタの上の子が愛読している
アイドル雑誌Myojo(旧明星)のようだ。

ゴジラはあっしにすればそう、
アイドルというか大スターかも知れない。
ウルトラマン仮面ライダーの世代ではあるが、
それらは毎週見ることが出来た。
しかし、ゴジラはTV番組ではなく映画だ。
たま~にしかテレビではやってくれない。
子供の頃だから映画が上映されても
なかなか行く機会もなく、
映画好きなオヤジも2~3回は連れてってくれたけど、
怪獣映画などすすんで行くようなマネはしない。
しかし昭和29年の第1作はちゃっかり見たそうだ。
当時は怪獣映画というジャンルはなく。
広島、長崎、第五福竜丸といった核問題視点の
社会派作品であったせいもある。

話は戻るが、あまり見る機会のない
貴重な存在であるゴジラはあっしの中では
増幅されかなりの価値観を占める。
久しぶりに復活した1984年のゴジラでは
1作目と同じ東京湾から上陸し、
晴海から銀座に向かい
当時出来たばかりの有楽町マリオンを破壊する。
これはマリオンで見ないわけにはいかないと
わざわざマリオンで見た。
自分がいる建物を壊されるシーンは
何かむず痒い気がしたのをいまだに覚える。
当時最終作と言われた
ゴジラデストロイア(1995年)までの作品は
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覚えてないモノもあるが全部見た。
95年の対デストロイアのラストシーンは
カッコいい終わり方で感動もの。
何回も見返したんだよね~。

【↓ここからちょいネタばれ↓】
ラスト5分。
ゴジラメルトダウンして
放射能を撒き散らしながら熔け、
今は引退した小高恵美(花のあすか組)が
「私の役目は終わった」と涙ながらに言う。
すると、遠く白煙の中から・・・
おおおおおおおおっ!
そこであのゴジラのテーマと共に
初代ゴジラからその時までの破壊シーンを
織り交ぜながらエンドロール。
まっことカッコいい!
今や、あっしのRUNミュージックには
ゴジラのテーマは欠かせないほどだ。
あっしの覚える限り、
ゴジラがしっかりと死んだのは
1作目とこれだけ。
だけどゴジラはキングオブモンスター!
不死身だ。