日本シリーズが終わった。
「終わった」と言うより、
「やっていなかった」と言った方が実感がわく。
そう、あの１戦目の霧の中でまだ試合が行われているはずだ。
霧で見えないだけなのだ。
シリーズで４連敗は過去に何度もあったが、
１度たりともリードする展開がなかったのは初めてらしい。
あぁ恥ずかしい…
試合間隔があいたせいも確かにある。
それとも村上ファンドのせいか？
これは資産価値を下げるためにやった捨て身のポイズンピル？
大昔の話しだが、大毎オリオンズと大洋ホエールズが
日本シリーズで戦った。
今年と同じ、大洋がやはり４-０で日本一になったのだが、
当時大毎の監督だった西本幸雄氏は責任を取らされて
解任されたことがある。
以来西本氏はリーグ優勝はするものの
１度も日本一になることの無い悲運の闘将として知られる。
岡田はどうだろう？ 続投することはするだろうし、
日本シリーズのような短期決戦よりも１４６試合戦って
優勝したレギュラーシーズンの方が重要なことは確かだ。
だいたいロッテは勝率２位じゃないか！
しかし、かつてそのロッテも阪神と同じような
暗黒時代があった。
ロッテファンはあの１８連敗の時も
選手監督をなじるのではなく、
「俺たちがついている！」と応援していたことを
われわれ阪神ファンも見習わなければならない。
あの最下位常連だった日々からすれば
日本シリーズの舞台はまさに夢のまた夢…だ
「阪神タイガースよ俺たちがついている！！」
