帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

川の手線

f8108ac4.JPGウチのすぐ近くを来年度開通予定の
日暮里舎人ライナーが工事中だ。
(最近の工事レポートを見つけた)
日暮里から23区最後の秘境。
足立区の舎人(とねり)地区を
約20分で結ぶ新都市交通(ゆりかもめと同じようなヤツ)だ。
建築もだいぶ進み、柱や桁はすでに全線完成し、残るは設備や駅舎など。
すでに車両も基地に搬入され開業が待ち遠しい限り。
なぜそんなに待ち遠しいかと言えば。
この路線、道路で言えば「尾久橋通り」の上を走っている。
この尾久橋通りは荒川区内は特に何もないのだが、
荒川を越え足立区にはいると、ファミレスや
最近ドンキに買収されたホームセンタードイトなどが建ち並ぶ。
以前から車で通っていた。
ドイトなどは車の方が大荷物の際は助かるが、
問題はファミレス。
我が地元の荒川区には少なく、信じられないが
あっても駐車場がなかったりする。
だから尾久橋通り沿いのファミレスは重宝するのだ。
デニーズ、ロイヤルホスト、ガストに藍屋
くら寿司かっぱ寿司サイゼリヤにフラカッソ、
長崎ちゃんぽんリンガーハット
最近では中華そばの幸楽苑まである。
外食には外せない道。
しかし車で行けばお酒が飲めない。
これが解消されるのだから本当に楽しみだ。
だから、開通したらまず藍屋に行き
ビールを飲んで帰ってくる。これが永年の夢。
(ちょっと情けない…)

それはともかくこの線の名前が問題だ。
以前から“日暮里舎人線(仮称)”としてきて、
昨年の夏に東京都が路線名称の公募をした。
私も参加しようとしたら、すでに締め切った後で
日程をちゃんと確認すべきと後悔した。
しばらくすると“日暮里舎人ライナー”になりましただと。
「線」を「ライナー」に変えただけ。
こんなの提案した人本当にいるのか…?
何か出来レースのようだ。
“日暮里線”や“舎人線”は荒川区と足立区が
対立してしまうから難しいとして、
そもそも、あの“ゆりかもめ”と同じような電車だから
日暮里などの地名ではなく
動物名を使うシンボリックな名前でも
かっこいいのでは…
だいたい「にっぽりとねりらいなー」は長すぎる。
「すーぷすとっくとうきょう」や
「えくせるしおーる」も言い辛くて困る。

そこで提案だが(もう決まってしまったのに…)
日暮里と舎人に固執するなら
それぞれのイニシャルを取って
“NTライナー”なんていいじゃない?
つくばエクスプレスも“TX”って書いてあるし。
また“ゆりかもめ”に対抗してよく見かける鳥で
“こあじさし”  ン~ダメか…
だいたい荒川にこあじさしはいるのか?
やっぱり標題にも書いたが山手線に対抗して
“川の手線”はどうだろう。
確かに荒川区のキャッチフレーズ
「川の手あらかわ」から取っているので
足立の人には抵抗があろう。
でも、日本最強のスーパートレイン山手線に対抗している
遊び心と下町の雰囲気、そして何より
川を越えて2つの区を結んでいる様子も
表現されているような気がする。

とにかく「にっぽりとねりらいなー」と決まってしまったが
開業してからも私は“川の手線”と呼ぶことにする。
平成19年度に開業と看板に書いてあるが、
どうやら年度末になるらしい。
つまり平成20年3月くらい。
あと1年もあるのか…