帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

麦秋

2e520327.JPG昨日の大雨の中
栃木・茨城を縦走してきた。
久しぶりに宇都宮線に乗り
小山から両毛線栃木駅に行く。
恥ずかしながら両毛線
初めて乗ったが、その先には
佐野、足利、桐生など
ぶらりと歩きたくなる街が連なり、
それぞれ車では行ったことがあるのだが
電車でのんびりと行ってみたくなる。
そう言えばJRがローカル線の旅として
よく両毛線を宣伝したことを思い出す。
降りた栃木は蔵の街らしく
駅のロータリーにはレトロなバスが停まり
観光客の街巡りをフォローしていたようだが
この雨では残念ながら乗る人はいない。
とにかくひどい雨と私が行く先々にはあまり
蔵を見ることが出来ず、私の栃木の街歩きは
ビショビショで終わった。
そして来たルートを戻り
小山に出て宇都宮線で古河へ。
写真はその途中に車窓から撮った風景。
写真では分かりづらいが
鮮やかな金色の麦と
田植えをしたばかりの苗の緑とが
絶妙のコントラストを表わしていた。
特に麦は雨でしっとりして質感が立体的に見えるせいか
誇らしげに天に向かって立っているように見えた。
表題の「麦秋」と言う言葉を思いだす。
夏の季語なのに秋という字があるのは
不思議なモンだが、確かに黄金色の稲穂を
想像できる“秋っぽさ”であることは確かだ。