帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

耳と新幹線

0e0eb1d8.JPGようやくPCも義兄の協力により復旧した。
あきらめていたデータもある程度救出に成功!
ITの技術力を持っていることは
本当に凄いとつくづく感じる。
まぁプロだから当たり前の話なのだが。
料金的に言ったらいくらくらいかかるのだろうか?
遠くの他人より近くの親戚ではある。

さて、ここのところ出張続き。
先々週は前のブログにも書いた通り、
栃木~岩手(泊)~秋田~青森(泊)と
4県をかけずり回った。
先週は岩手県内(1泊)と千葉南房総、そして新潟。
正直言って体に乳酸がたまっているのがわかる。
ん~つらい。
それはともかく今回の出張でネタが結構あったので
書いてみることに。

先々週宇都宮で仕事を終えた私は盛岡で1泊するため
新幹線に乗った。久しぶりの新幹線だ。
新幹線に乗る一つの楽しみはトランヴェール
座席前のポケットに入っていて、
JR東日本が発行している無料の月刊誌。
JR東日本管内都市の歴史や文化などを紹介する読み物がいい。
表紙には無料なので「ご自由にお持ち帰りください」とある。
だから座った席には無いことも。
そして仕事が終わって乗る新幹線にはビールが欠かせない。
本当は缶でそのまま飲むよりコップにあけて飲みたいのだが
そうもいかず、泡のないビールを我慢する。
ただ、1点だけやっかいなことが…。
トンネルである。
トンネルを通過すると気圧の影響で耳がツンとなる。
ツバを飲めば大抵治り、特に気はしたことがなかった。
しかし、7~8年くらい前だったか、
いつものようにビールを何本か調子よくあけて、
耳がツンとなった。飲酒のせいで血管が膨張しているせいか
ツバでも口を大きく開けてもなかなか元に戻らない。
それどころかトンネルを次々と通過するたびに
どんどん聞こえが悪くなり、しまいには
ブオーッという音ばかりでほとんど聞こえない状態に。
そうなると泣きたくなるくらい不安になってくる。
次の駅で降りて救急車を呼んでもらおうと考えたほどだ。
幸いにも次の駅に着く前に突然回復したので事なきを得た。
戻るとわかっていても、聞こえなくなる不安というのは
大変怖いモンである。
だからそれ以来新幹線で周りに乗客があまりいなければ
トンネルにはいる度に指で耳の穴をふさぐことにしている。

しかし、最近マナーというかモラルというか
悪くなっている気がした。
自由席に乗ったのだが、隣の席に荷物を置いて
知らんぷり(寝たふり)の人をよく見かける。
ガラガラならまだしもデッキでは立っている人もいる。
全く腹立たしい。立っている客だって寝てる人を
起こしてまで空席の確認はなかなかしづらい。
まぁ寝たふりしているのはわかってはいるが。

違う話だが3月から特急・新幹線の全車禁煙になったようだ。
私はおおむね非喫煙者に入ると思うので
どうでもよいことだが、ちょっと待てよ。
確か10年ほど前、旧国鉄の借金返済のために
たばこを値上げしたはず。
JRは前身の会社の借金を払っている喫煙者に対して
吸うな!というのはあまりに身勝手なのではなかろうか?
それとも約30兆円近くあった赤字分をもう返済できたのであろうか?
喫煙車から禁煙車に煙が漏れてくるというクレームがよくあると聞く。
車掌は一言「(喫煙車の)あの人たちは借金を返してくれる大事な
お客さんですから。それともあなたも一緒に借金返してくれますか?」
と言えばいい。
非喫煙者から言うのもなんだが、
喫煙者は何故怒らない。

…出張シリーズはまだつづく