帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

お泊まり

下の子の幼稚園では
年長組は例年この時期になると
N県へお泊まり保育にいく。
わざわざ新幹線に乗って2泊3日だ。
今年、ウチの子は年長組で先週行ってきた。
上の子も同じ園で経験済みではあるが、
あんまりこうしたことには賛同できない。
私自身、公立の幼稚園出身で
こんな事はやってなかったこともあるが、
ちょっと無理しすぎのような気がする。
他の園ではよくそこの“園”に泊まる保育がある。
それならば理解はできるが、
わざわざお金をかけて新幹線に乗り、
2泊3日もやる必要があるのだろうか?
N県によく仕事に行く私は、
以前お泊まり保育の施設を探して
見に行ったことがある。
そこは駅から大人の足でも20~30分くらいかかる場所にあり
今回は雨のためにある程度予定が変更されたらしいが、
そこまで駅から小1時間ほどかけて歩くらしい。
着くとすぐに裏山のハイキング。
険しい山ではないものの、幼稚園児の足だから
結構たいへんだ。
次の日は近くの川へ行っての川遊び、
この日の午後あたりから疲労がたまってきて
具合が悪くなる園児が現れ始めるらしい。
最終日も駅まで歩き新幹線で帰京。
そこで2日ぶりにお出迎えというわけだが、
「ひとまわり大きくなって帰ってきた」
などと言われる。確かにそうだと思う。
それはそれで、一定の効果は認めたい。
上の子も幼稚園の一番の思い出だったと今でも言っている。
が、しかしだ。
今週通常の園が始まって、ウチの子の組でも
毎日7~8人休んでいるそうだ。
ウチの子も初日には行ったがそれから高熱が続いている。
実は泊まりに行く前の3~4日前から
風邪気味になり、園に行けなくもなかったが
悪くなってお泊まりに行けなくなってはいけないと、
前日まで休ませた。
だから、お泊まり以外ここ10日ほど登園していない。
表面的にはたくましくなって帰ってきたかもしれないが、
大人でもスケジュールを見る限りきつく感じる行程だから
小さい子供にとっては、目には見えない疲労の蓄積が
かなりのものだと思う。
上の子の時はこんな事もあった。
お友達の話だが、お泊まりから帰ってから2日目だったか
高熱が出て止まらず、意識も薄れかけてきたというので
救急車まで呼んで、即入院。
そこまでになるお泊まり保育って…?