帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

てっぱく

8512e6c0.JPG先月の平日のある日。
鉄道博物館(以下鉄博)へ行ってきました。
だいぶ前だが「さよなら交通博物館」と題して、
全4回シリーズのブログを書いたことがある。
ようやくこの10月14日にOPENとなった。
この日にオープンというのは、
もちろん鉄っちゃんなら言わずと知れた
鉄道記念日である。

さぁ、場所は大宮。
大宮と言っても、大宮駅から新幹線の脇を走る
ニューシャトルという乗り物に乗って一駅。
昔は「大成」おおなりという駅だが。
今や10月14日からは「鉄道博物館駅
実はこのニューシャトルは乗るのが初めて。
新幹線越しに走っているのを見かけた程度で
気にも留めていなかったが面白いことに、
気が付けば単線だ。
単線だが環状のようになっているので
行ったり来たりするわけではない。
ちょっと感じは違うが東京ディズニーリゾート
モノレールみたいな感じではある。
結構関心しながら、電車を待つが
平日というのに結構な客。
何としばらくは鉄博オープン用臨時ダイヤで運行している。
だから、当然だがみんな降りるのは鉄博駅。

オープンに合わせてか、かなりきれいな駅だった。
降りると正面の通りが鉄博へと続いている。
地面には何と時刻表。
否が応でもアドレナリンが噴出してくる。



入り口には係の人がいっぱいいて、
入館の説明をしていた。
さすがはJR、スイカでも入館できる。
入るとものすごい人だ。
交通博物館(以下交博)も最後の方は平日というのに大変な人だったが、
これがまた大変な人。入ってすぐに食べるところと
おみやげ物やがあるのだが、何と双方とも列をなし規制している。

それはともかく、さまざまな車両とご対面。
まずは交博にあった懐かしき車両たちにご挨拶。
1号機関車はもちろんだが、
弁慶号、善光号、開拓使号は交博時代は
外での展示で雨ざらし(建物下ではあったが)。
いつもほこりをかぶっていたが、ここでは
他の車両と同様に室内で大事に保管されている。
それだけでも交博が無くなったことの意義が感じられた。




そして交博同様C57の蒸気機関車
鉄博でもほぼ中央のターンテーブルに鎮座していた。
交博ではその隣に相棒のようにあったマレー式機関車も
脇の方だが、その雄姿を以前と変わらず伝えている。
お召し列車も狭い交博と違い余裕を持って見られて良かった。
いろいろ車両に無事再会を果たしてほっとした気がしてくる。
あとは昔の省線とよばれた車両や、古い電気機関車等々。
交博にはなかった車両も豊富で、ずっと居ても飽きないくらい。
でも、ほとんど交博しか知らなかった私は、
一体他の車両はどこにいたのかわからない。
出所を記してくれると良かった。




しかし、私が鉄道ファンであることには相違ないが、
正直言って鉄ちゃんと言えるかどうか?
鉄道に乗ることも勿論好きだが、誰かさんみたいに
全駅に降りるようなことは考えても見ないことだ。
写真も昔は撮ったが、列車を待つのが嫌いだ。
時刻表を眺めるのも好きなのだが、
以前出張に行くとき、びゅープラザで切符の手配をしたら
自分が企画した方法をものの見事に覆され、
「こっちの方がお安くなります」と
係のしかも若い女性に言われたときは、
ものすごいショックだった。
一番苦手なのは形式。
小・中の頃は覚えようと努力したものだが
結局だめだった。
鉄博でも先ほど紹介したC57の後ろには
昔の特急、クハ181とクハ481がある。
ヘッドプレートには前者が「とき」。
後者は「あいづ」とあったが、
私には全く同じにしか見えない。
差があるとすれば行き先(新潟と会津若松)くらいだ。
ただ、鉄道を見たり乗ったりするのが好きなだけ。

続いては鉄道模型ジオラマ
日本最大級のジオラマの模型運転を見るべく
並ぶこと約30分。
ようやく始まったのは良いが、感想としては
デカすぎてよく分からない。
客席も多くあるものの模型からは少し遠く、
ガラス越しの間近の席は未就学児限定。
おそらくそこに座っても、
端から端まで25~30m。解説している車両も
どこを走っているかはそう簡単には探せないだろう。
この点は交博の狭いところでぎゅうぎゅうになりながら
見ている方が良かったかも知れない。




外にはミニ電車を運転できる。
ATCなど信号保安システムを体感できる
本物さながらの電車で、
運転したかったのだが、すでに当日の予約は満杯。
今度は必ずや運転してみたい。
(↓左下の小さいのがミニ電車)




とにかく鉄ファンならずとも、
行けば楽しめる。
まだまだ書き足りないがこの辺で。