帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

さぁ!グランプリ!!

いよいよグランプリがやって来た。
そう、有馬記念だ。
今や競馬ブームは去り、
私もなかなか競馬をする機会が
少なくなっているものの、
東京優駿(ダービー)と有馬記念
特別の感慨がある。
ダービーは生まれてきた
サラブレッド達のためのレース。
有馬記念は1年に締めくくりに思いを馳せる
人間のためのレースと言えなくもない。
世界で凱旋門賞ブリーダーズカップ
ケンタッキーダービーなど大レースは数あれど、
この有馬記念は売上げ賞金とも世界一のレース。
参加しないわけにはいられない。
昔はこの大レースの馬券を買うのが大変だった。
後楽園や浅草の馬券売場はどのフロアーも
人でいっぱい、窓口からめーいっぱい壁まで並んで
買うまで軽く1時間。ほとんど酸欠に近い。
ある年、中山競馬場まで買いに行ってレースを
見ようと思ったが、とてもじゃないが
買うのが精一杯で、馬を一頭も見ずに帰ってきたことも。
確かあの日は伝説のオグリキャップ引退レースだったと思う。
今思えば見とけばよかった。

今年は何と言っても戦後初のダービー牝馬
ウォッカ。ここんとこ勝ちに見放されているが、
名牝トウメイ以来の有馬制覇を期待したい。
と、思っていたのだが…
枠順が大外。ちょっと厳しいか?
あと話題なのは兄妹対決!
ダイワメジャーダイワスカーレット
兄妹と言っても競馬好きには常識だが、
お父さんが一緒でも兄妹とは言わない。
お母さんが一緒で初めて兄妹になる。
それも正式には半弟、全弟と言った場合は
父も母も一緒の場合だ。
半弟でも兄妹が一緒の有馬に選ばれるというのは
結構珍しいらしい。
一度ビワハヤヒデナリタブライアンの兄弟が走る予定だったが
どちらかが出走回避したらしく、
予定通り走れば今回が初めてのようなことを
見栄晴がラジオで言っていた。

私的には、ウォッカダイワスカーレット
牝馬でワンツーを期待したいが、
連帯率8割のロックドゥカンプという外車が
不気味ではある。
加えてキネーンという騎手は凄腕らしい。
アイルランド出身でアイリッシュダービーイギリスダービー
凱旋門賞ブリーダーズカップジャパンカップに勝鞍あり。
IRAで無いことだけを願うばかりだ。
引退レースのダイワメジャーメイショウサムソン
まず無理とは思うのだが北海道の星コスモバルクには
出るたびに応援してしまう。
こんな所から馬券をひねり出そうと考えるのだが、
1年間を凝縮する2分半のドラマが
間もなく始まる。