帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

「鳥」受難の日

b4d96b72.JPG今日はクリスマスイヴ。

世間は街もメディアも
クリスマスソングで一杯だ。
ラジオを聞いていたら、
山下達郎の「クリスマスイヴ」
が3回も聞こえてきた。
JR東海クリスマスエクスプレスのCM以来
定番ソングとなって久しい。
以前はいやと言うほど12月はどっからでも
聞こえてきたが、最近は飽きられたのか
あまり重用されなくなった。
しかし、今日ばかりは3回も聞いただけに
まだまだ根強い人気と言ったところか。

それはともかく
何でクリスマスに鳥を食べる?
正確に言えば七面鳥らしいが、
ウチでも昔ッから鳥のモモ肉を
食べたりしたモンだけど
なぜだろう。
ケンタッキーでフリーターをやっている
甥っ子に聞くと、今日と明日は一年の内で
信じられないほどの
フライドチキンを作るそうだ。
予約をしていてもかなりの時間待たしてしまう。
次から次へと注文が殺到し、
大して大きくもないお店らしいが
一日の売上げもウン百万円。
今日明日でどれほどの鳥が犠牲になるのだろうか。

上の写真は去年のイヴの日。
ちょっと良い電子オーブンレンジを昨年の秋頃
買ったので、初めて鳥の丸焼きっていうやつを
やってみようと作ったもの。
結構時間がかかり、
なかなかレシピ通りには焼けず苦労したが、
焼きあがって食べてみると
なかなか美味しかった。
一番おもしろかったのは、
解体しながら食べていると、
なるほど部位が分かってくる。
焼鳥屋で見た覚えのある形が
次から次へと出てくるのだ。
例えばなんこつ(やげん)。
胸の当たりから発見。
ボンジリは確かにおしりの
辺りから現れる。いつもの味だ。
そんなことを書いていると
何故にクリスマスで鳥か?
と言うことすら忘れてしまうが。
“ようつべ”で冒頭に紹介した
JR東海の懐かしいCMを見つけた。
あの頃の悲惨なクリスマスを
思い出しながら
今年も鳥を焼く。