帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

実は… ⑤ ~幸か不幸か~

走り慣れてくると怖いモンで、
前にも書いたとおり欲が出てくる。
「もっと速く走りたい」とは
あまり思わなくとも、
タイムを計っていれば
前回より速いと満足したり、
もう少し人並みの
ランナーになりたいとか
色々と考えるようになる。
そのせいか、
週1ランナーのくせしてウエアを3組も
用意していたり。
つい先日はついに
「月刊ランナーズ」まで買う始末。
自分でもおかしいくらいだ。
そんなに走るのが面白いのか?
と自問自答しながらのこの行動は
いったい何だろう?自分でも分からない。

いよいよ本題だが、
前回書いた「とんでもないこと」とは
2年前の2月にUPしたブログ「壮観」にもあるように
東京マラソン」にネットで
応募してしまったのだった。
応募したのは8月の始め。
確か8月中が申込期間。
その頃は、4.7kmなど走っておらず、
当時は2~3kmをちんたら走って満足していた時期。
「この程度なら…」と思ったわけではないが
その約20倍の距離を見下していたと言わざるを得ない。
まぁ、確かに松村が倒れる1回前の大会で
彼は35kmの関門(時間制限)まで走った。
「凄い!」と同時に「俺にも出来る!」と
思ったのも事実だ。
そんな思いがどこかにあったのかも知れない。

しかし、4.7kmを走ってから倍増えた距離に驚き、
こんな調子で参加すればシャレにならない。
彼のようにAEDのお世話になるのか?
でも、その一方で東京を走り抜ける
「壮観」の大会を1度でいいから
走ってみたいという欲求も
自分の中でまだ見え隠れする。
参加できるかどうかは10月中旬頃
メールでお知らせが来る。
それまでは走りたい自分と、
もの凄い不安の自分が交錯していった。
締め切り後倍率が発表になったが
何と9.6倍。
これは外れるだろうと思うが、もし当たったら
それはそれで貴重な参加権だし…
そんな中、運命の10/12。
事務局からメールが来た!

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やっぱり落選!
幸か不幸か…
これで良かったのか?悪かったのか?
それは、やっぱり走ってみなければ分からないだろう。
来年またエントリー(挑戦)してみる。

他の大会は?と考えてみる。
うちの近くがそのコースとなる
板橋シティマラソン(旧荒川市民マラソン)がある。
やってもいいが、せいぜい5kmだな。
銀座や浅草を走るならともかく
土手沿いをひたすら42km走るのはつまらなそう。
苦しくとも、「銀座がもう少しだ」
「雷門が見えてきた」と思えるからがんばれる。
土手じゃね~。

(スミマセン勝手なこと言って。
 これだからまだ俄ランナーの域を抜けない)

しかし、走り始めて夏くらいから
異変に気づく。

(つづく)