一昨日の日曜日
横浜スタジアムへ行ってきた。
プロ野球が開幕延期になったが、
調整を兼ねてのチャリティマッチが
この土日に開催され観に行ったわけだ。
到着すると、
すでに選手たちによる募金の長蛇の列が、
しかし後から聞いてみると
阪神の選手にはものすごい列だったが
横浜の列は大したことがないらしかった。
まぁ当然と言えば当然。
仕方ないので最後尾を探すもなかなか着かない。
それでいて選手の募金時間制限があり
あと10分くらい。もう無理だろう。
とりあえず並ぶも何だか知らないが、
前の人はパグ7匹を連れた阪神ファン。
まさか野球を見に来たわけでは無かろう、
ペット連れでは入れるわけがない。
よくよく会話を聞いてみると
近所の人で、散歩コースらしい。
それはともかく、やはり時間切れで
あと50mくらいで急に列が消滅。
選手に替わり、ベイスターズガールなる
女の子が募金箱を持つ。
逆にこっちの方が良かったかも。
募金を済ませチケットを買う。
この代金も募金になり、その証明書ももらう。
よく見ると、PLAY for NIPPON
「日本のためにプレーする」だが
世界からの PRAY for JAPAN を
なぞっての遊び心だろうか。
試合前に黙祷してメッセージを鳥谷が言う。
「野球のある国で良かったと言えるプレーを」
前の日新井が言ったままだが、
私はすでにそう思っているし、大変な時だが
野球を見て楽しむ気持ちになりたいと心からそう思う。
試合はと言えば、序盤に2点リードし膠着が続くが
とにかく寒い、寒かった。
仕方なく7回の攻撃を終えて帰途に。
鳴り物なし、ラッキーセブンの六甲おろしも
「がんばれ、がんばれ東~北!」に代わり
ちょっと盛り上がりに欠けるが、
バットの打球音。
グラブのボールをキャッチする音などが聞こえ、
静かな野球も良いもんだ。