帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ゆくアナ来るデジ

いよいよ運命の日
7.24がやってきた。
昭和28年2月1日この国でテレビ放送が開始し、
この日はテレビの誕生日となった。
今日は生まれ変わる第二の誕生日となろう。
58年前はほとんどの人が
テレビなど見ていなかったろうから、
それほどの影響力も無かったろうが、
今日はほとんどの人がテレビを見ながら
デジタル以降の時を迎える。

と、思って今日を迎えたが。
多くの人はすでに生まれ変わったテレビを
見てるわけだから、こんなに大げさに考えないだろう。
しかしウチは違う。
繰り返しで恐縮するが、
ウチはケーブルテレビ(CATV)でテレビを見ている。
その会社ではデジアナ変換なるものを行い、
あと約4年間はこのまま何もせずに見られる。
そこまではいいのだが、
デジアナ変換が今日の正午から開始すると言うではないか。
ケツカッチンもいいところだ。
もう少し余裕をもって替えられないモンか?
何かトラブルがあったらどうする?
いきなりゴビかサハラかタクラマカン
映像を見せられるのは勘弁して欲しい。
また、何度もCATVへデジアナ変換を確認し
一度「お宅はダメです」と言われ大喧嘩し、
よく確認すると「あぁ大丈夫です。そのまま見ることが出来ます」
と言われ安心したモノの、
一度ダメですと言われた不安感が未だに残っている。
もしそうなったら、
CATVへ三島由紀夫ばりに乗り込む覚悟だ。

それはそうと、今日の新聞を見て驚いた。
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テレビ欄がデジタル順の局順になっているではないか。
頭ではわかっているが、生まれて初めての衝撃を覚える。
慣れるまでに時間がかかりそうだ。

見たことが無いという人もいると思うので、
今日限りのアナログ映像を見てください。
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モデルは安田美沙子さんにお願いしました。
ブルーベリーを食べてもらっています。
右上にはアナログの文字
左下には画面を遮るように堂々とアナログ変換の予告。
約1ヶ月これには苦しめられた。
そして下には総務省コールセンターの番号。
このアナログいじめ3点セットともあと数時間。

“その歴史的瞬間”を恐る恐る迎える。