先々週の話で恐縮だが
7/22に代々木公園で行われていた
オクトーバーフェストへ行ってきた。
5月にも日比谷公園で開催されもう以前から
やっているそうだが、
ビール好きな私は恥ずかしながら知らなかった。
代々木公園はその第2弾。
この後、芝公園や豊洲でも開催されるらしい。
オクトーバーフェストとは、毎年9月中旬から
10月上旬頃にかけて
ビールの本場ドイツ・ミュンヘンで行われている
ビール祭りだ。
この祭りは一生の内一度でいいから
行ってみたい。
何年か前、ある知人に会う約束をお願いしたところ、
「あ、来週は休みを取ってドイツ行ってるからダメ」
と言われ、この時期にドイツって事は‥
「お前、オクトーバーフェストに行くのか?」
と、すぐに切り返すと。
「さすがいけちんさんねぇ」と言われた。
さすがと言われて尊敬されても行ったモンにはかなわない。
畜生、若いやつに先を越されてしまった。
さぁ日本でやっているオクフェスはどんなモンだろうと
居てもたまらず、日比谷は都合が合わなかったが
代々木公園は勤めの近く。
早速2日目に行った次第。
まず、総合案内なるブースの近くのネェちゃんに
「どうすればいいの?」と聞くと。
「好きなビールのブースへ行って、購入してください。
料金+グラスのデポジット代を支払います。
飲み終わったらそのブースにグラスを返せば
デポジット代が返ってくるシステムです。」
なるほど、本場の写真を見ると紙コップや
プラコップで飲んでいる姿を見たことがない。
ガラスジョッキでみんな飲んでいる。
ゴミが出なくて本当にいいかもしれない。
しかし、ブースに行ってみるとデポジットは
何と1000円!ビールも1000円
つまり最初に2000円も払う羽目に。
まぁこんなもんだろうか‥
会場はものすごい人、人、人
もうほとんど座る席がない。
まだ早い時間なのに、みんなちゃんと働け!
最初は何だかわからないが、
サンクトガーレンというビールブースに。
並んでて気づいたのだが、
湘南ゴールドとかいうビールも用意してあり
どうやら日本の地ビールらしい。
もう並んでしまって仕方ない。ドイツビールも
出店しているが、日本の地ビールもいくつか参加している。
出来ればせっかくの機会なんだからドイツをお願いしたい。
しかも、飲みやすそうだったプレミアムバイツェンが
もう本日分売り切れという。
確かに昼間っからやっているようだが、
まだ、明るい時間で売りきれとは‥。
仕方なくアンバーエールをたのんで、
一人立ってグイグイ飲む。
冷え加減が何とも言えない。
空きっ腹にさすがに応え、顔が赤くなってきているのを
自身で感じてしまう。
何か食べようとそこはビール祭りソーセージを焼いている。
でっかいのを一つ買い
日本でも有名なビール、ホフブロイの横で立って食す。
次はこのホフブロイに行こうとしたらやはりメジャーなだけに
結構な列。さっきサンクトガーデンの横にあった
ミュンヘンから来た初上陸なるふれこみのブースは
それほどでもなかったから次はそれを飲んでお開きにする事に。
そのブースはハッカープショール。
しかし、さっきと違いホフブロイと同じくらいの列に。
今更戻っても同じならここで並ぶか‥
会場の外側まで列が並び、気が付かなかったが
会場の周囲を囲むように露店がが並んでいた。
まさかここで缶ビールは買わんだろう
閑古鳥が鳴く。
10分くらい並んだろうか、デポジットのことを店員に聞く。
「デポジットが1,000円というのは、おつりの手間を省くため?」
すると「現地で使っているベルギー産のグラスなので
高価なためにこの値段なんです」
ふ~んそうなのか。確かに底が厚く、普段よく見るのとはちょっと違う。
ようやくヴァイスビアなるものを
口にする。
ちなみに後の建物はNHK
う~ん、まぁうまい。
本場のオクトーバーフェストは行ったこと無いので
正直比較のしようもないが、いろいろな情報を見聞きした中で言えば
ショボい。(当たり前か)
もっとたくさんのブース(店)があり、いろんなところで
歌あり踊りあり演奏ありで盛り上がっているのかなと思っていたが、
これじゃ屋上デパートのビアガーデンの様相。
正直期待はずれだった。
第一、今はオクトーバーじゃない。
まぁ仕方ないか
本場のイメージを追いかけてはいけないのだろう。
どうしても一回は行ってみたいミュンヘンだが、
この小規模の日本で我慢してみるしかない。
また今月も芝公園、来月も豊洲で開催される。
本場のビールを飲めればいいか。
懲りずにまた行こう。
帰りに見かけた。
クーザの解体現場