今年の休みは久しぶりに温泉へ
本当は奥さんのふるさとでもある
会津へ風評被害を吹き飛ばすべく
行こうと計画していたら
当の奥さんが難色を示す。
地元福島県民も地元の農蓄産物は
口にしないようで、
子供にも給食を残すように言って聞かせるという。
全く地元民から地元を苦しめているような気がする‥
仕方がないのでもう盆時期は手遅れだと思っていたが、
ひょんな事からネットで草津の宿を申し込んだらとれてしまった。
それも格安。ご存じの方もいるとは思うが、
「おお◆りグループの宿」である。
何と１泊２食で５千円。（ほぼいつでも）
安さはともかく、草津温泉は行ったことがない。
ちょっと遠いイメージもあり、足が遠のいていたが
日本一の湯量を誇り、良質の温泉を堪能しないわけにはいかない。
しかしいくら何でも安すぎ。
ちょっと不安になるも、ネットでレビューチェックすると
「施設は古く、料理も大したことはない。しかし、
コストパフォーマンスを考えたらもう充分過ぎるほど大満足」
とのコメントが目立つ。
しかも、ウチは車で行ったが東京方面から何と片道３００円で
送迎もしてくれる。あご足つきとはこの事か。
車で向かった我が家一行はお盆の渋滞を回避すべく
遠回りにはなるが
東北道が空いていたので（宇都宮あたりは大渋滞らしかった）、
佐野まで行って、北関東道経由で関越に入り
渋川伊香保で下りる。
そこから下道が長い。約６０数㎞。
しかし景色を長めながらのドライブはなかなかのもの
最近こうした道を走っていないせいか、
疲れるどころか楽しめた。
それでも休憩を取りながらようやく草津へ到着。
宿へ向かうと湯畑の近くで狭い道と急な坂道ばかり。
ちょこっと迷い、ミラーをこすりながら宿到着。
施設は立派な作りだが確かに古い。
いつ頃の建物か？
廊下や階段の壁を見ると色褪せが目立つ。
恐る恐る部屋にはいると中は多少手が掛けられているようで、
そこそこきれいだ。入りはしなかったが
部屋風呂のユニットバスは新品のようにきれいだった。
確かに古くてきれいとは言えないお風呂と
確かにあまりパッとしない夕食を済ませて
あの有名な湯畑を散策。
硫黄のニオイが漂う中、
「あぁ、これが温泉だ～」の思いがわき上がる。
〈つづく〉
