草津には2泊の予定。
次の日は丸一日行動できる。
まずは昨日の湯畑に出て朝の様子を伺う。
湯もみショーを見たかったのだが、
残念ながら時間が合わずそのまま散策する。
西の河原通りをずっと行くとおまんじゅう屋の
攻撃にさらされる。
「一つ食べてって~」とトングにつまんだ
温泉まんじゅうを渡しにかかるが、
一切手をつけず。
「買わなくてもいいんだよ~」と言われるも
そこは日本人の人情。買わないわけにはいかない。
別に恨みはないが、
草津の温泉まんじゅうは確かに有名だが
これだけはおみやげに買うのやめようと
心に誓っていた。
そこそこ歩いていくとガラスのお店。
ガラスといえば小樽の北一ガラスが有名だが
最近は観光地にはどういうわけかガラスの店がある。
入ってみるとトンボ玉の体験工房があったので
私をのぞく家族がチャレンジ。
意外や簡単に15分くらいで出来た。
色の付いてガラスの棒を溶かしていくと
その色から少し変色し、文字通りあめのようにグニャり。
なかなか面白い。私もやれば良かった。
次に向かったのは白根山。
やはりここまで来たからには、湯釜を見たくなった。
確か中学2年の丁度今頃。林間学校で湯釜に行ったことがある。
それ以来だ。
懐かしさを押さえながら、湯釜に向かうも途中
ロープウエイがあり、車から乗り換える。
ごらんの通り霧(雲)がかかり
あまり景色は眺められなかったが、
頂上へ着くと霧が晴れたりして下界の様子が見て取れる。
そこから湯釜まではシャトルバス。5分ほどで到着。
本当はここから湯釜の展望台まで登っていくのだが
火山警報中でここからは登れないらしい。
(大丈夫か?)
見ると遙か向こうに人の列。
遠回りして登るルートしか湯釜を見ることが出来ない。
往復45分かかる。
見てみたい気持ちもあるが、
子らが何とこの季節に
「さ、寒い~」という始末。
確かに標高は2000メートルを超え涼しい。
富士山で言えば5合目以上だ。
これは無理と諦めて残念ながら戻ることに。
さて、そろそろ昼飯だ。
来る途中に草津国際スキー場前に
釣り堀屋さんがあり、
釣ったイワナやマスを焼いて食べさせてくれるという。
観光地にはもってこいの企画だ。
早速そこへ立ち寄った。
〈つづく〉