帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

豊橋に行ってきた 1

この前の日曜日初めて豊橋に行った。
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豊橋も初めてだが、考えてみたら
愛知県の土を踏むこと自体初めて。
勤め先の社員の結婚式に出席するためだ。
招待を受けてから考えたのはやはり豊橋の鉄道。
豊橋といえば中京圏を代表する私鉄
名鉄が走っている。
また、最長のローカル線飯田線の起点?終点?だ。
一度は岡谷~豊橋間を乗ってみたいと思っている。
そんな話をしていると結婚する彼から
豊橋には路面電車(市電)も走っていますよ」
という火に油の情報も提供され、
「こりゃ前泊だ!」
どこに泊まるかいろいろ計画し、奥さんに話すと
最初は「そんなに早い時間から式やるの?」と
言われ、本当のことを話すと完全にあきれられ
仕方なく日帰りになり規模縮小。
前泊出来れば名古屋に泊まって
いろいろ見ようと思っていたのに。
まぁ確かに何しに行くのか自分でも分からないくらいだ。
結婚する本人にも
豊橋には行くけど出られないかもしれない」とも伝える(笑)。

まずは計画した乗車コースを紹介する。
やはり外せない飯田線だが
本当は長い時間乗っていたい。
最低でも街中ではなく山深い場所と天竜川沿いの
場所を堪能したいのだが、日帰りだと時間が制限される。
仕方がないので朝イチの新幹線で豊橋に行き、
飯田線で豊川へ、(たったの5駅)
そこには有名な豊川稲荷があるのでちょっとお参りに。
そして豊川駅の隣にある名鉄豊川線
豊川稲荷駅」から国府駅(「こう」と読む)で
名古屋本線に乗り換え豊橋駅に戻る。
戻ったらすかさず路面電車に飛び乗り、
少し乗ったらまたUターンして最後は
豊鉄豊橋鉄道渥美線に乗り
とある駅で降りると式場まで徒歩10分ほど。

計画はほぼ完璧に思えたが、
当日支度に手間取りちょっと出るのが遅かった。
結果東京駅で乗るはずの「ひかり」が出てしまい
仕方なく次の「こだま」でチンタラ各駅停車。
こだまだと発車してもすぐ停まり、
スピード感が全く感じられない。
朝8時に着く予定が残念ながら8時40分位に到着。
のっけからつまずいてしまった。
でも車窓から見る富士山は良かった。
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気を取り直して先ずは路面電車をチェック。
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そして、いよいよ飯田線へ。
見ると隣のホームには名鉄が。
後から調べれば名鉄飯田線は共用区間があるらしく
豊橋駅では隣同士で利用している。
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時間を見るとあと5分ほどで発車。
2両編成の車両に乗り込んで待つ。
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発車し次の駅のアナウンスがあり、
「次は○○、ドアは手で開けて下さい」ときたもんだ。
うお~こりゃいい、さすがにローカル線だ。
と思ったが、
私が最後にドアを手で開けたのはいつだろう?
しかもこの手動ドアにはイヤな思い出がある。
中学の頃だったか、山形の親戚へ遊びに行った帰り
仙台へ出て、日本三景の一つ松島へ行った。
その時に乗った仙石線が手動だった。
松島海岸駅に着いた時
初めての私は緊張しながら開けようとしたのだが、
車両が停まってすぐに手をかけたから
まだロックがかかっており、
それを無理矢理開けよとしたモンだから
顔を半分挟んでしまったことがある。
いや~恥ずかしいのなんの。
その記憶が蘇って来て、
乗車を楽しむどこではなくなってきてしまった。
それからはというものの、駅に着くたびに
ドアの開け方を観察。
これもローカル線の楽しみ方か?
最初の目的地豊川駅に着くと幸いにも多くの人が降り、
その人たちに続いて降りることが出来た。
駅に着くとさすが豊川稲荷。キツネがお出迎えしていた。
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(つづく)