帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

豊橋に行ってきた 3(終)

IMG_4155
豊橋に行く前、結婚する彼に
ざっと当日の行程を話し、
国府(こくふ)で乗り換えて‥」と言ったら、
「あれ“こう”って言うんです。読めませんよね」
と言われた。確かに読めない。
その国府駅に着くと豊橋までの名古屋本線に乗り換え。
待ち時間にいろいろな通過電車や
反対方向の車両を見て楽しむ。
IMG_4156

名鉄といえば昔小田急線のロマンスカーにそっくりな
真っ赤なパノラマカーがあったと思うが、
さすがにそれは走っていない。
しかし豊橋で見たようなパノラマビューモデルは
引き継いで走っている様子。

そんなこんなで豊橋に戻ってきて次に市電だ。
しかし、ここで「ひかり」に乗り損ねた事が大いに響く。
現在時刻で10時45分。
式は12時から始まるからあと1時間後には式場に
居なければならない。
冗談で、行かれないかもしれないなんて言ったものの。
遅刻したらしたで、迷惑と相手側に恥をかかすことになる。
とにかくまだ時間はあるので、予定通り市電は乗ろう。
予定では市役所あたりまで行って、
その近くの公会堂の建物が風格あるらしい
それを見てとって返そうと思っていたが、
そんな余裕はない。
急いで乗り場へと急ぐが何とタッチの差で行ってしまった。
7分間隔で次が発車するものの、
この状況では痛恨の待ち時間だ。
待っていると、いきなりスピーカーから
豊橋観光大使松平健です‥‥』と声が。
要は市電と見どころの紹介。
「電車から見る豊橋の町並みをお楽しみ下さい」と案内をする。
マツケンサンバ(確か鈴木末七さん)はここの出身だったのか。
IMG_4163
この市電、豊橋駅構内の案内表示も
路面電車(市電)』とあり、
カッコ付きながら“市電”と表現されているが、
正確には豊橋鉄道の市内線。
市が運営しているのではなく私鉄である。
その昔は市電で、民間に移管されたのかな?と思ったが
wikで調べると開業当初から豊鉄運営だ。
市電ならぬ私電。
ようやく次の市電が発車する。
発車と同時に向こうから駅に到着する電車を見る。
それは最新式の車両で「ほっとラム」という。
あ~ぁ。乗りたかったし、
意外と混んでいる車両の中では写真も撮れなかった。
こういう車両はヨーロッパでよくあるタイプ。
きっと輸入だろうと思ったが、
調べると国産。しかも国産で初らしい。
いやぁ~よっぽど乗りたかった。
本当に後の祭り。仕方がないので
5分くらい乗った3停留所で下車。
IMG_4164
大通りの真ん中を行く路面電車は気持ちいい。
これぞ路面電車
都電復活委員会委員長として
この風景を見るはまさに至福の時。
しかし、あとで気づいたのだが
お目当ての市役所前は次の停留所だった。
またしても痛恨のミス。
乗るのは2,3停留所と最初ッから決めてしまって
市役所前はいくつ目かなんて見もしなかった。残念。
IMG_4161

駅に戻り、時計を見ると11時20分頃。
豊鉄渥美線の乗り場に急ぐと次の電車は11時30分発。
目的の駅まで約10分として、そこから徒歩10分。
着くのが11時50分。式開始10分前。
何とか間に合うが残念ながら普段着で来た私には
着替える時間が必要。
これはもう渥美線は諦めるしかない。
タクシーだと豊橋駅から10分で着けるとのこと。
仕方がないので改札からパチリ。
IMG_4169

せっかくなので豊橋市のキャラクターも紹介しておく、
IMG_4170
名前はトヨッキー
手に持っているものは手筒花火。
手筒花火は全国各地で行われているが、
実はここ豊橋が発祥地らしい。
また、駅でおみやげを買ったのだが
お菓子のブラックサンダー
IMG_4215
全国展開しているらしいが
あまり見かけたことがない。
写真の商品は豊橋銘菓と書いてあるから
このパッケージは限定ものらしい。
これがうまい。家族も喜んで取り合いに。

ちょっと中途半端もあったが、
充分堪能できた豊橋行だった。
知らない鉄道に乗るのはわくわくする。
地方での式に、最初彼は遠慮気味に私を招待したが、
こういう楽しみ方が出来るから全然問題ない。
というより、もっと田舎でやってもらいたいくらい。
何だったら飯田線の奥の方とか。

最後になりましたが、おめでとう。
お幸せに。(こんだけ書いて2行だけ)
IMG_4195
でも、いい結婚式でした。

(この項終わり)