帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

桐と菊と桜とつつじ  1

先週の火曜日3月6日のこと。
私と関わりの深いとある港区の神社のお誘いで
休みを取って日帰りバスツアーへ出かけた。
港区のいくつかの神社の氏子さん方を集めた研修旅行。
今回で3、4回目らしい。
なぜ関わりが(特に最近)あるのかを
話すと長くなるので省かせてもらうが、
これもいずれブログアップしたい。
ツアーの内容は、まず東郷神社への正式参拝。
その後、皇居見学。昼食、市ヶ谷防衛庁見学。
根津神社谷中ぎんざ散策。という行程。

早朝7時半ころ、
東京タワー近くの指定の待ち合わせ場所に向かう。
当日は気温が久しぶりに18度まで上がるような
予報であるものの、朝は雨模様。少し肌寒い。
バスに乗り込みもう一カ所の待ち合わせ場所でも
参加者を拾って、原宿に。
虎ノ門から赤坂を抜け246を表参道に。
車窓から見る景色は見慣れたものだが、
バスに乗って見るとじっくり見られるせいか
じっくり観察してしまう。
そんなこんなで東郷神社へ到着。
この正式参拝というのは、神殿に上がって
神官に立ち会ってもらい参拝するシステムで
どの神社も予約しないと出来ない。
普通は賽銭箱の前で参拝する一般参拝とか
自由参拝とか言うらしい。
神殿にあがり、正式参拝。
神殿を見ると横幕には桐のご紋。
しかしここの桐は上に五三とか、
五七とかの花?がない。
こんな桐は初めて見た。
終わると1人1人盃をいただく。
控え室に戻りお茶をいただけば、
さすがにこちらは神社の団体。
朝も早いと言うに、わざわざ宮司のご挨拶を賜る。
東郷神社の歴史や
日本海海戦当時の連合艦隊の模型や
東郷ビールの説明までしてもらった。
ご存じのように、東郷神社
バルチック艦隊を破った東郷平八郎の神社。
元海軍の方々がその崇敬会の中心で
全国に約1万人ほどいるそうだが、
戦後60年以上経ち、最近では海上自衛隊の方も
信奉しているとのこと。
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上の模型は旗艦三笠の一つ。
これを作った人は昨年の震災で
千葉の旭市に住んでいたが津波で亡くなられたそうだ。
プラスチックは使わず、木などですべて一から手作り。
東郷ビールの話になると、以前私も飲んだ記憶がある。
知らなかったが、日露戦争フィンランドでは
露国にいじめられていたそうで、
ロシアを破った日本に東郷ビールを作り
祝意を表したのがきっかけで誕生したそうだ。
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しかし、そのビール会社は業績悪化で
オランダのハイネケンに吸収され、
今はオランダからやってくるそうだ。
お札と一緒におみやげとしてもらう。
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瓶にも東郷元帥の顔。

雨もようやく上がり始め、
一同神殿前にて記念撮影。
次の目的地皇居へと向かう。

〈つづく〉