一応このシリーズ最終回。
タイトルの説明をしていなかったが、
今更ながら蛇足解説。
桐:早朝行った東郷神社
菊:言わずと知れた皇居
桜:防衛庁見学~自衛隊のマーク
つつじ:これから向かう根津神社の代名詞
バスは次の目的地根津神社に向かう。
神社なのに、上の写真にもあるが卍のマークが見て取れる。
神仏混合の複雑な様相を
この国の神道は併せ持つらしい。
根津さんも仏教との関わりが深い神社。
古くからある神社だが、
徳川幕府の庇護を受けたようで、
時の将軍が仏教に傾倒していればどうしても
その色が出てしまうことにもなろう。
そんなところで仏教と
密接にならざるを得なかったのではないか。
また、根津神社は上記の通りつつじが有名。
小さい頃つつじを見に行ったようだが
ほとんど記憶に残っていない。
2年前群馬館林のつつじヶ丘公園に行ったが、
暴力的なまでのものすごいつつじに圧倒され
他の追随を許さないものの、
ここのつつじも有名で、都心部でもあり
館林ほど広くはなく、こぢんまりしているが
4~5月の見頃期は沢山の人出でにぎわう。
もちろん今は冬で、その影すらないが
つつじの株を見る限り、
その見応えが容易に想像できる。
近所に住んでいながら、
遠く(館林)へ目を向けてしまうのは
もったいないが、良くある話だ。
今年はここへ足を運んでみるか。
バスの中でビールを2、3本空けて
とてもいい感じになっているので
もう、どうでもいい心持ちなのだが、
とりあえず参拝。
今度は自由参拝で賽銭箱の前まで。
聞くと山門や唐門、本殿などは
国の重文に指定されている。
どうでも良すぎたせいで
せっかくの重文の写真は撮っていなかった。
またまた、近所でありながら、
日本武尊の創祀で約2000年続く神社ともつゆ知らず。
逆にいい心持ちでここまで覚えているのだから
まぁこのくらいで勘弁してもらおう。
境内を見るとつつじの代わりに梅が。
今年はやっぱり寒いせいか、
やっとつぼみが出たくらい。(3月6日のことです)
固そうなつぼみが寒さを余計演出している。
やはり近かったトイレも済まし、
最終目的地谷中ぎんざ散策へ。
正直言って、谷中ぎんざは地元。
まぁ地元と言っても、駅の反対側だし
あまり行くような場所ではない。
でもどこに何があるかはわかっている。
そこへ連れて行かれるのは正直複雑の心境だが
これも、まぁ一興。
東京人がはとバスに乗って
東京再発見するようなモンだろう。
1時間ほどの散策が終わり
正直、そのまま帰ろうとバスに戻って
荷物をまとめて出ようとしたら
バスが意外や動き出した。
狭い不忍通りに長いこと駐車できなかったとのこと。
仕方がないから東京ドライブ。
普段は運転者だからあまり見ることの出来ない
都心の街並みをじっくり見てドライブできるいい機会とした。
東京タワー近くの出発地に戻り解散。
いや~ちょっと疲れたが本当に楽しい小旅行。
貴重な体験の連続で良かった。
機会があれば個人的に予約してもう一度見てみたい。
帰ると奥さんが「私も行けば良かった」だって。
昨日までどこに行くかも忘れてたクセして・・・。
〈この項終わり〉