帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

煙突レス (銭湯3)

我がチームは絶不調。
連休まっただ中でこの低調ぶりは悲惨だ。
まったく点が入る気配がない。
オープン戦でもこんな時期があったから
ずーっと続くわけでもないと思うが、
逆にあまり点も取られていない。
ピッチャーは頑張っているのだから
打線にもう少し奮起してもらわないと。
しかし、統一球も何だねこれほど点が入らないと
少し考えモンだ。
イカン、イカンあの極悪チームの
親分みたいなこと言ってしまった。)
これほど負けても、あの極悪球団よりも
辛うじて上にいる事を誇りに思う。

さて、今回は銭湯シリーズの3回目。
行ったところは西日暮里駅の向こう。
開成学園の先にある銭湯
「富来浴場」(とぎよくじょう)
IMG_4791

パッと見一般の民家にしか見えないが、
立派な銭湯。
写真を見て何か気づかないだろうか。
ちょっと難しいかも知れないが、
答えは単純。煙突が無い。
最近の銭湯は煙突がないのが増えている。
前回銭湯2でちょっと迷った話をしたが、
銭湯に迷うと自然と視線が上を向く。
なぜなら煙突を探せばイイのだから。
しかし、この通り最近は煙突がないモンだから
お目当ての銭湯の場所がよく分からなく、
迷ってしまった。
今回は場所をよく分かっていたので煙突レスでも
迷わず到着。
しかしなぜだろう、廃材で釜を焚く銭湯も珍しいのか。
重油だと煙は出ないのか?
そう言えば最近の火葬場も煙突が無いよな。

さて、それはともかくちょっと狭い下足場を通り
フロント形式の番台で料金を払う。
中に入ればちょっと狭いが昔ながらの銭湯で
体重計も秤(はかり)と言ったらいいほど古いものだが
それなりに小ぎれいだ。
浴場に入りびっくりしたのが、
以前三河島のある銭湯に行った時以来の
真ん中に浴槽があるタイプ。
大阪では一般的なつくりだが、
東京ではホンに珍しい。
壁際にはカランが並び、右奥の角だけ
1人しか入れない程の浴槽があり
そこは日替わり?の薬湯。
この日は白い「靄(もや)」という名の薬湯。
靄のわりには真っ白で雪のようだ。
真ん中の浴槽は二つに区切ってあり、
手前が2コ口(くち)のジェットが出ていて、
奥にはブクブクの泡が出る超音波風呂。
温度もどれも43度を指して私にとっては丁度いい温度。
しかし、前回同様カランの湯が熱い。
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あまり言葉だけではなんだから
下手な見取り図を書く。
壁には富士山。
見ると平成17年11月12日 富士川 ~早川
富士川を描いた早川師の作品。
女湯にもよくは分からないが富士山があり、
一対のつがい富士(?)と言ったところか。
また、入ってもう一つ驚いたのが、
珍しく紋モン入りのおじさんがいた。
昔は神田の銭湯には、本職?でなくとも鳶の職人は
入れていてよく見かけたモンだが、
こちら(荒川)で、特に駅近の銭湯で見かけるとは珍しい。
鳶?いや本職だろう。
健康ランドなどでは入っている人は
拒否られているものの、
銭湯はそうしたものはない。
でも昨年から施行された暴廃条例に銭湯はどう対応する?

古さはあるが、キレイにしている気持ちのよい銭湯だ。