古~墳 3
稲荷山古墳
結構急な階段を降り、くそ暑い中、隣にある
稲荷山古墳を目指す。
途中、水飲み場があり給水。
久しぶりに噴水型の蛇口で水を飲んだ。
当然ながら、水というよりはお湯に近い液体。
それでも熱中症、脱水には代えられない。
さて、この稲荷山古墳だが
中学生の時、同級生に教わった。
彼は古代史が好きで、私も歴史好きだが
あまり古いのは興味がなかったものの、
稲荷山古墳の鉄剣の話を聞いたりして
当時は楽しませてくれたものだった。
しかし、つい最近まで勘違いしていた。
この稲荷山古墳、てっきり西武線にある
稲荷山公園駅にあるものとばかり思っていた。
狭山と行田では同じ埼玉でもエライ違いだ。
当時は稲荷山へ行こうと思っていただけに、
行きそびれて良かった。無駄足にならずに済んだ。
この古墳、一応前方後円墳の形を見せるものの
方の部分は最近復元したもの
永年の風化で崩れたのかと思ったが、
案内表示にもあるように、昭和初期に土取工事?が
行われたと記されている。
しかし、後でとんでもない事を聞かされる。
頂上に登ると埋葬品が発掘された様子が再現されている。
ご丁寧にこんな古墳の上まで再現のために
こんなに石を運んだ労苦を考えながら
鉄剣に思いを馳せる。
駐車場の先の博物館に展示してあるらしい。
時間が無いとはいえ、見ないで帰れない。
この古墳には最初の丸墓山のように桜などの
植栽はなく、丸坊主の山。
日差しが痛いほど突き刺さってくる。
稲荷山から見た丸墓山古墳
稲荷山古墳の円墳から方墳を望む
ここの方墳は復元されたとはいえ
良くできている。
しかし、感心する程私以外誰もいない。
さて、そろそろ博物館に行こうか
隣にある将軍山古墳に行こうか思案する。
稲荷山古墳から将軍山古墳を望む
分かれ道にさしかかり、立て看板を見ると
将軍山には展示館があるという。
丁度上の画像でいうと裏側に位置する。
時間もないがとりあえず向かってみる。
つづく