帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ジーパンの裏 (銭湯12)

荒川区の銭湯巡りその12

今回行ったのは、三河島鶯谷
中間あたりにある黄金湯。
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画像を見ると後ろには
ジーンズメーカーのEDWINが見える。
何を隠そうここが本社になる。
あのエドウインが日暮里に居を構えるとは
俄に信じられないかも知れないが、
結構有名で、たま~にこの本社で
ガレージセールを行う。
これが結構安いらしいのだが、
あっしも行ったことだけはある。
行ったことだけと言うのは、
ものすごい人の数と
商品を手に取ることが出来る頃には
あらかたイイ商品は無くなっている。
今は知らなけど、
よっぽど気合いを入れていかないとだめだ。

ここは受付がフロント形式。
湯銭を払い中へ、
最近向かって右側が男湯ばかりだったけど
久しぶりに左側で、ちょっと戸惑う。
危なく右に入るところだった。
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富士山画はなくタイル張り。
こぢんまりしてオーソドックス。
何も特徴づけるモノはない。
強いて言えば有料でサウナがあるくらい。
客は5~6人くらいで
この時間(夕方5時)にしてはまぁまぁ。

何の気なしに身体を洗い、ヒゲを剃っていると
「18番のロッカーを使っている人いませんか?」
と、浴場の入口で声を掛けるおじぃさんがいた。
あっしの手首に巻いているロッカーの鍵を見るに
18番。
俺か。何の用だ?とそこまで行くと。
「ロッカーを見せて欲しい、忘れ物をしたらしい」
というではないか。
仕方がないので、半分程ヒゲを残し
洗い流しロッカーへ。
しかし、あっしがロッカーを開けた時には
何もなかったと思う。
開けて「どうぞ見て下さい」と言って
自分の着衣やらを出す。
すると「ガマグチなんですがね・・・」
え~っ!お金かよ。
中を確認するも案の定何も無し。
「あ~無いですね、どっかで落としたのかな」
と、おじいさんが言って後にしたのだが、
何か後味が悪い。
浴場に戻りもう半分のヒゲを剃り、
湯船に浸かり上がる。
身体を拭いて身支度していると
銭湯の主人がなにやらこちらを気にしながら
ウロウロ。
戻ったと思ったら、またさっきのおじいさんが
やって来て、今度は周りの椅子の下などを
調べている。
お気の毒ながら、
なんかこっちは疑われているような
イヤ~な気分。
帰ろうとすると玄関先にさっきのおじいさんが・・・
ウッソ~身体検査でもさせられるのか?
まぁそれで気が済むならいいけど。
しかし、乗ってきた自転車を調べているだけで
何も声を掛けられなかった。
お気の毒ながら本当に後味の悪い銭湯となった。

最後に忘れそうになったが、
ココの湯はそれほど熱くはないが、
カランの湯は異様に熱かった。