帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

LAST運動会(ハンター付)  後編

前編に続き
後編は下の子の運動会

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朝のうちちょっと雲が厚く
雨の予報はないモノの天気は
今にも降り出しそうな雲行きの昨日日曜
下の子の小学校の運動会が行われた。
開会式の最中、何やら顔に小さい水滴が
落ちてきて、「大丈夫か?」
丁度校長先生が最初の挨拶で
「丁度イイ天気になりました」
まさに今雨がの瞬間にそれはないだろう・・・
まぁそれっきり雨は降らず、
徐々に厚い雲が晴れてきたので大事には至らず。

下の子は6年生で最後の運動会。
あっしにとっても上の子から続くこの学校での運動会は
考えれば9年間見て来たことになる。
それも今日で最後だ。
何か感慨深いモノを感じざるを得ない。
そう考えるとちょっと寂しい・・・

午前中淡々と競技が消化し
お昼休憩。
そして午後の競技が始まる前に
児童が集合して
全体競技縄跳びが始まる予定だった・・・が
よく聞こえなかったが、
校長とPTA会長の掛け合いがあり、
聞こえてきたのは「ハンター放出!」
何とCXでたまにやる「逃走中」をまね
黒いスーツにサングラスの
ハンターが7、8人出てきて
校庭を使って鬼ごっこが始まった。
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(スーツでないハンターもいるがご愛敬)
タッチされれば自席に戻るシステムだが
お構いなしに逃げ続ける子もいる。
もっとも狭い校庭で本物の番組のように
全力で逃げては子ども同士ぶつかったり
思わぬ事故の元だ。
だからハンター達も歩きながらニコニコしながら
追うだけ。
それでも何でか知らないけど泣いている子もいた。
実は先週、学校から厳封された封筒で保護者(父親)宛に
「ハンター募集!」のお手紙が。
打ち合わせも前々日の金曜日に予定され
「この事は子ども達に内緒で・・・」と念の入れよう。
一体いつどうなるモンかと思ったけど
お昼休み後にやるとは・・・
結局みんなワイワイやって5分程で終了。
勝ち残りは100万円というわけではない。
誰の発案か知らないけど面白かった。
こういうサプライズも大事だ。

会も後半に入ってココの学校も
組体操がありウチの子もタワーに参加。
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先週の中学男子程ではないけど
立派なタワー完成。
女子だけでがんばりました。
3年前、上の子の時は一番上だったけど
今回はその下。
下の子の方が小さいんだけど・・・
さあ、いよいよ最後の種目リレーだ。
前回紹介したようにウチの子は
6年間選抜されている。
1年生の選抜者から始まりウチの子は6年生だから
最後の一つ前。
まぁアンカーは男子になるから
女子アンカーということになろうか。
いよいよウチの子の前に5年生の男子が走るが
3コーナーに入るところで転倒。
2番手に付けていたものの最下位になってバトンが
ウチの子に渡される。
脚色(あしいろ)はいいもののすでに
オープンコースになっているので抜かすのは至難の業。
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青を追うウチの子(赤)

結構差を詰めるモノの順位変わらずアンカーへ。
しかしこのアンカー、驚異的な速さで前を抜かし3着。
かなり劇的。アドレナリンがあふれ出て来る。
そんなこんなでウチの子のチームは
その甲斐あってか優勝。
有終の美を飾った。

午前中はいなかったけど午後あたりから
卒業生がたくさんやってきた。
もちろんこの3月で卒業した輩もいるが
ウチの上の子よりも上の高校生くらいまで
プチ同窓会の様相を呈してきている。
「よっぽどヒマなのか?」というのも半冗談で
こういうことは大事だ。
確かに下の子がまだいるから来ている
にーちゃんねーチャンもいるだろうけど。
特に会おうという約束もなく、自主的に自然発生的に
「おう、***!久しぶり!」なんて会話をあちこちで
耳にする度、学校とは、友人とはそういうモンだと
あらためて思う。
ウチの小学校は・・・
ちょっと前のブログにもあったように
石コロ一つに化けてしまったからなぁ・・・
お前らうらやましいぞ。
上の子も久しぶりに違う中学に行った友達と
楽しそうに話していた。
まさにこの後ダービーを制す“キズナ”か。
あまり絆とかふれあいなど心の様子、つながりを
表す言葉というのあまり使いたくない。
何か嘘くさくなる気がしてならないからだ。
だけど、こうしたつながりはホンに大事だ。

どういう訳か毎年東京優駿(ダービー)と
重なってしまっているこの運動会。
もうお役ご免。
来年のこの日は・・・
府中(東京競馬場)でお会いしましょう。