古墳の上で右往左往していると
下から声が聞こえる。
古墳の下から声がしたモンだから
こりゃ豪族の霊か何かかな?と思いきや
恐らく遠くに見ていた親子の声。
単なる柵と思えしものが
じつは階段で円墳の下へと通じていた。
下りてみると中はエアコンはないものの
暑い日差しを受けることないせいか
少しだけ涼しい。
そこには石棺が置いてあり
発掘時を再現しているらしい。
親子連れはと言うと他人(あっし)が来たモンだから
何か子らに訴えて足早に立ち去った。
何だろう子の手には写生用の画用紙か
それともレポートのようなものを持っていた。
また外へと出て今度は内堀を散策。
あっしも初めて見たが
堀の中に中島と呼ばれる
まん丸の島がある。
ごらんの通り何の意図かはまだ不明らしい。
外周を巡りながら今一度古墳を眺める。
何ともいい曲線。いい古墳を出してる。
(こんな褒め方あるのか?)
この八幡塚古墳を後にしようとしたら、
今度は別の親子が
古墳に登るところを見かける。
子の手にはやはり似たような紙が。
近くの小学校で夏休みの宿題かなんかが
出たのかも知れない。
なにもこんな暑い日、暑い時間を選ばなくとも・・・
古墳の隣にはひまわり迷路。
背の高いひまわりがうっそうと茂り、
一度入ったら出てこられそうにない。
だいたいやってるんだか?
次に向かうは博物館の裏側にある
二子山古墳。
しかし、暑い。とにかく暑い。
持ってきた氷入りの水筒が大活躍する。
つづく