急に用が無くなったので
１人で映画を観ることに。
観たい映画はいくつかあったが、
気になっていた
「グランドイリュージョン」を観に行った。
凄腕のマジシャン４人がラスベガスから
瞬時にしてパリの銀行のお金を奪ったりする
仰天ストーリー。
いつもはシネコンばかりで観ている映画だが
久しぶりに日比谷というかマリオンへ。
大劇場で観る映画はそりゃ気持ちがいい。
チケットを買う時に、
「１階席と２階席ご希望は？」などと聞かれた。
２階席で観たのはいつ以来だろうか？
迷うことなく２階席を希望。
スクリーンの高さが丁度目線になって
とても見やすい。
肝心の映画の方だが、面白かった。
マジックというのはもちろん観客を
言葉は悪いがだましているんだが、
見事にだまされた感たっぷり。
だます映画といえば昔の「スティング」。
あの気持ちのいいだまされ感には及ばないが
こういう映画は楽しい。
あとは、黒人野球選手の苦労を描いた
「４２」も観たいがきっと泣いてしまうだろうな。
さて、見終わっててくてくと散歩を気取り
東京駅まで歩く。
大正期の往時をしのぶには
ちょっと無理のある背景。
この丸の内側の赤レンガが新しくなって久しいが、
クルマでは前を通ったけど
まだしげしげと見たことがなかった。
気が付けば反対側の八重洲が
最近新しくなったようで、
ちょっと散策にもタイミングがずれてしまった。
南口にある東京ステーションホテル。
よく見ると復元した３階部分の赤レンガの
境目が見て取れる。
遠くから見ればキレイに復元され見事である。
しかし、復元された３階部分の赤レンガ、
装飾の派手な丸屋根などを近くでよ～く見ると
なんか浦安「出銭ぃランド」の建物に見え
いかにも造りました感に思えてきた。
一生懸命作った人には申し訳ないが
良くできているのだろうけどなんか
ちゃちに見えるのはあっしだけだろうか？
現実の日本の中心的駅の建物だけに
映画のように気持ちよくだまされにくい。
今度は八重洲口をレポートしたいが
いつになるか？
