23年振りに有馬記念へ行ってきた。
実に約四半世紀ぶりになる。
動物科のある高校の文化祭で
ドッグレースを見事に当てた
下の子を連れて行こうと思ったが、
行かないという。
きっと審馬眼(ウマの見立てが
出来る眼をこう呼ぶ)が備わっていて、
当たるんじゃないかと思うのだが・・・
格好いいウマが見られるぞと誘うも断られ
上の子は受験勉強だし
カミさんは人混みに行ったら
また具合が悪くなりそうとのたまい、
結局一人寂しく中山へ。
京成に乗って東中山駅からバス。
歩いても20分くらい。
その道は通称オケラ街道。
なんとも哀愁を感じさせる名前だ。
入場するとそこは超大型巨人がお出迎え。
(確か、中には「*****」)
うなじはどうなってるかと確認する。
確かにバッテリーやらの線が繋がって
急所には違いないようだ。
(中の「*****」は・・・)
画像には映ってないが、
若いお姉さんが紙を丸めて
うなじに「エイッ」とばかりに削ぎ落とそうとする
写真を笑いながら撮っていた。
君はミカサ・アッカーマンか?
競馬ブームは去っているとは言え
ものすごい人、人、人。
入場者数は、帰り際に発表されてたけど
12万人を数えた。
向こう(JRA)からすりゃ
12万羽の鴨が葱をしょっている姿に
見えてならないのだろう。
8Rの返しウマ
やっぱりサラブレッドは格好いい。
しかし、23年前ほどの混雑ではない。
確かに馬券を買う列はあるものの
1時間以上かかったあの時よりは
全然早く買える。
ものの5分か10分くらい。
とりあえずあっしの予想馬券を購入。
パドックでもすごい。
ウマがほんのわずかしか見られない。
行く前に、下の子にテレビでパドックを見てもらい
その審馬眼から調子のいいウマを
メールに返してもらう作戦をお願いしていた。
子が言ってきたのは、
2、6、10、15
6 オルフェーヴルはともかく
15ナカヤマナイトは
あっしも予想していたから
こりゃいいと思い、追加でいくつか購入。
そして15時25分を迎えた。
しかし、あのウマ本当に強い。
4コーナーを回り
先頭集団が一線に並んだ時には
もう、よーいドンで決まった。
直線に入り、2の脚、3の脚でみるみる引き離す。
まさしく伝説の「後ろからは何にも来ない」だ。
結果、2着に入ったウマから流したあっしは
玉砕したが、2着のあのウマを見立てた
あっしの審馬眼には自信になった。
2着、3着かぁ。
惜しいんだけど、
オルフェのあの勝ちッぷりを見させられると
惜しいとは言えないのも事実だ。
有馬も終わり今年もいよいよ締めに向かう。