だいぶ良くなり、階段も重たみはあるモノの
痛みはほとんど無くなってきた。
ようやく、身の回りのことが見えてきた感じだ。
そんなわけで、ようやっと東京マラソン
いちばん長い日のレポートをする。
その日、やっぱり５時前に目が覚める。
前日早く９時くらいに寝るつもりだったが
床についたのが１０時半頃。
特に睡眠不足ではないが起きてからまずは
ストレッチ。身体をほぐす。
そして、身体にジェルを塗る。
このジェル、塗るとそこの部分が冷えないというモノ。
まったく冷えないことはないが、
寒風のなか防寒対策の一つ。
両脚、お腹、両腕と塗る。
次に皮膚の保護クリームを足裏に塗る。
これは靴づれ防止のクリーム。
塗ることによって皮膚を守りマメを防いでくれる。
５㎞でも１０㎞でも靴づれ（マメ）する時はしてしまうが、
これを使うと少しはイイ。
右が防寒ジェル、左が保護クリーム
ようやくウエアに袖を通し、あとは食事だ。
ここから少し思案のしどころ。
実は東京マラソン、やっかいな問題がある。
それはトイレ。
スタート地点の都庁付近にもトイレが用意されているが
どこも長蛇の列と聞く。
寒さもありそれはそれは大変だ。
そしてスタートすると新宿大ガードに
最初のトイレが用意されているが
それも長蛇の列になるらしい。
それだけで１０分、２０分とタイムロスは
さすがに出来ない。
しかもあっしはトイレが近い。
バス旅行の時は水分を自制する。
だから、食事はあまり水分がないモノ。
まぁバナナとおにぎりかな。
バナナは前日帰りに買ってきたから、
奥さんにおにぎりを頼み、
あとはエネルギー補給のアミノバイタルを
ほんの少量の水で流し込む。
すると奥さん、頼んでもいないみそ汁を出してきた。
あれほど言っているのに・・・
あっしをトイレに並ばせたいか？
まぁせっかくのなのでいただきました。
それでも出掛けるまでに何回もトイレに行く。
よう～し、準備も整った。いざ出陣。
家族には、「ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄで会おう！」と告げた。
（誰も来ないンだけどね）
山手線に乗り新宿へ、
車内にはそれらしき人物がちらほら。
いちばんわかりやすいのは、足元を見ると
靴に計測チップがくくりつけてある。
お互いに頑張りましょう。
スタート地点のトイレは混んでいるとの情報なので
駅でしとこうと、トイレに向かったがもうすでに長蛇の列。
誰しも考えることは同じだ。
仕方がない、このまま都庁に向かう。
あっしは京プラの脇、ＮＳビル前の
第２ゲートと呼ばれる入口から
３万６千人の中に入っていった。
（つづく）
