ちょっと身体全体が堅いようなイメージ。
もうどうしようもなく、
あまり考えないことに。
沿道ではボランティアの人たちが
声援を送ってハイタッチ。
ギャラリーはスタート周辺には
入れないことになっているらしい。
それでもヒルトンを突き当たると
早速応援のギャラリーがスゴイ。
青梅街道に出るあたりで
女性のおおきな声で
「あ・た・し・も・走りた～～～い！」
思わず周囲に笑いが巻き起こる。
応援というより愚痴を言いにわざわざ来たのか？
あっしみたいに金出しゃ走れるんだよ。
と、やさぐれてみるものの
やはり走れない人がゴマンといるのだから
心して走らねば・・・
〈新宿大ガード〉
ペースとしては早すぎず遅すぎず
自分としてはなかなかのペースで入れた。
歌舞伎町を過ぎギャラリーも多く
これが東京マラソンの凄さかと実感する。
新宿から緩やかな下りのせいか
らく～に走れている。
ペースも良い感じでそのまま。
ふと視線を前にやると、
下っているので遠くまで見通せる。
ちょっと画像は粗いが、生で見たら
それはそれは綺麗な景色だった。
（画像では遠くはぼんやりしているがホンにキレイだった）
もの凄い数のランナーが
色とりどりのウエアをちりばめ、
靖国通り、いや東京を極彩色に埋め尽くす。
また後ろを振り返ると
これまたスゴイ！
36,000人に追っかけられているようだ
いや、36,000人と言えるのは
正確には先頭の人だけか。
せいぜい後ろには5,000人だろうか？
でも追っかけられているようで
ちょっと怖かった。
すると脇を結婚式のご一行。
ちょっと写真では分かりづらいが
結婚式のカップルの他に
牧師さんやシャンパンまで追随。
翌日の新聞にもこのグループのことが載っていた。
結構こんなのばかり。
そんなこんなで曙橋を過ぎ、
防衛省が見えてきた。
防衛省では正面入口前で吹奏楽の演奏。
残念ながらほとんど聞こえない。
休憩中？
されどこの日初のイベントを眼にし、ちょっと感動。
市ヶ谷を抜けお堀端。
坂を下っていよいよ５㎞地点。
飯田橋まで迫ってきた。
最初の給水もある。
アミノバイタルがずらっと並び
その奥に水。東京水（水道水）かと思いきや
クリスタルカイザーのペットボトルを
ボランティアが紙コップに汲んで格闘している。
ちゃんとしてるじゃないか。
ありがとうみなさん。
５㎞は３２分くらいで通過。
まぁまぁだ。無理のない理想としていたタイムだ。
これからだんだん疲れてきて
キロ７分台をキープしながら後半を迎えようとしていた。
ふと看板を見ると関門は１０時３０分に閉鎖するらしい。
今の時間は・・・ ９時５５分くらい。
えっー！あと３０分ちょいしかないのか！
関門で止められることは無いと思っていたので、
あまり時間まで考えていなかった。
貯金がそれしかないことでちょっと焦る。
大丈夫だとは思うが、まぁスタートしたばかりだから
こんなもんだと思い聞かせる。
水を少し飲み飯田橋の交差点を
大きく右に曲がった。
（つづく）
