荒川区の銭湯を巡るシリーズも
残るところあと3湯。
ちょっと間があいてしまったが、
この夏休みに一つ行ってきた。
今回は尾久ぎんざ商店街の
ちょっと入ったところにある。
尾久ゆ~ランド
パッと見、マンション銭湯かなと思われるが
ここは銭湯の概念を覆す造り。
なんと、風呂場が1階と3階に分かれている。
そう、日替わりで男湯が1階だったり3階だったり。
普通の銭湯では銭湯画が男湯と女湯で違うケースもある。
そうすると、性転換しない限りは見る事が出来ない。
と言うより、性転換すると今度は男湯が見られない。
せっかくだから、こうして日替わりで男湯と女湯が
入れ替わって欲しいと思う時がある。
まぁ実際にやると間違いが増えて混乱するとは思うけど・・・
しかし、ここではしっかりと具現化している。
今日は上か下か?
むかし、キンキンがやっていた人生ゲームハイ&ローを思い出す。
この日は上が男湯。
ここでは下足札を番台というかフロントに提出。
それと引き替えにロッカーキーを渡される。
1階のフロントは何と畳敷きの休憩室になっている。
20畳くらいあろうか。
昔、と言っても最近までは
子らと一緒に来てここでゆっくり待ち合わせ。
夏なんかは高校野球を見ながら
すぐ脇にある自販機でビールを買い、
飲みながら女湯から出てくるのを待っていたが・・・
一緒に入らないまでも、今は昔の話。
今日は3階だから奥の階段を登る。
1階の場合はその脇に入口がある。
2階は何か分からないが恐らくボイラー室?
低音のボーッ!という音が聞こえる。
2階から3階と1階に湯を供給しているのであろうか?
結構手間というか金がかかっているようだ。
3階へ上がるとすぐに脱衣所。
浴場にはいると結構広めである。
湯船も大きくゆったり。
ちょっとした温泉旅館の様相だ。
これより狭い旅館をあっしはいくつも知っている。
サウナ(有料)もあり、カランもたくさんある。
外にも出られて露天風呂。
他の銭湯でも露天風呂はいくつか見てきたが、
大体申し訳なさ程度に「ギリギリ外ですよ」的な露天。
ここはまさに露天だ。
しかし、周りのマンション等に見られてはいけないので
目隠しもあり、ちょっと眺めまでは良くないが
結構ぜいたくな造りである。
湯加減、カランの湯ともにあっしからすると
僅かにぬるい程度だがイイ湯加減だ。
客も早い時間の割には結構いる。
随時10名以上は入れ替わり立ち替わり来ていた。
そして、わざわざ次の週の日曜日。
今度は1階の浴場に入るべくまたここへ行ってきた。
二つ湯にはいれるのは嬉しいが、
当ブログ的には手間がかかる。
間取りと言うか造作はちょっと違うものの
3階と同じ条件の設備。
相変わらず客の入りはイイ。
湯加減も申し分ないと思う。
ちょっとした旅館の雰囲気を味わえる
あまり優劣をつけるつもりはないが、
最上級に入るであろう銭湯だ。