以前から当ブログにも何回か紹介していた
サックスのジャズバンド
HIBI★Chazz-K（ヒビチャズケ）。
６年前から地元荒川区では
あらかわジャズオーケストラを募り、
４月から８月までワークショップにて
指導を受け発表会ならぬ公演を行う。
その指導が奇しくもHIBI★Chazz-Kが行っている。
ヒビさん達は３年前からで今回で４回目の指導とのこと。
昨年は行かなかったけど、３年前と２年前の公演も見に行った。
その公演が休み中に今年もあると知り、
２年振りに家族で見に行くことに。
公演は２部構成になっていて、
１部はヒビさん達の演奏。
いきなり、「進撃の巨人」の紅蓮の弓矢での
オープニングには驚いた。
確かに最近アニソンをカバーしたCDの曲を演奏して
紅蓮・・も入っているのは知っていたが
まさかの1曲目！
聞くとリーダーのヒビさん、
前の日に発刊された最新刊も買ったそうで
結構なヲタかもしれない。
ヒビさんは大阪の出身で、コスも黄色が多い
やっぱり同士？
あっしと同じように
「巨人を駆逐してやる！」に共感したかも知れない。
それはともかく、サックスの演奏を充分堪能して１部が幕。
休憩を挟んで荒川ジャズオーケストラの発表会。
もちろんサックスだけでなく
金管や打楽器パーカスもコントラバスもある。
ヒビさんも教えられるとは思うが、
ペットやコントラバスのプロもゲスト出演。
ワークショップでの指導も
全部ではないがそのプロらも指導してくれるそうだ。
下の子もトランペットを吹奏楽部ではじめて、
この日はそのトランペットのプロである
細川玄さんの演奏を楽しみにしていた。
しかし、今回は受講生が多くA組とB組と2組に別れての発表。
それに加えて、今までの受講生OB会のバンドまで立ち上がり
その演奏もあった。
よっぽどヒビさん達の指導がイイんだと思う。
最後は全員で「ルート66」の演奏。
会場はもう大盛り上がり！
帰りには公演中宣伝していた、
吹奏楽部から7日間でスイングジャズができる教則本と
結成10年目にしてメジャーデビューCDを
手売りしていたので購入。
ポニーキャニオンから発売！
本にはサインまでしてもらった。
昨今の中高生の部活は男子はサッカー
女子は吹奏楽というのが定番らしい。
所さんのＴＶ番組「笑ってコラえて」でも
以前より取り上げられ拍車がかかったようだ。
この吹奏楽部ブームに乗じて
ジャズの方へ向かせようとするあたりは商売上手？
メンバーが手売りしている時、
ふと脇を見たらロビーのベンチに
ヒビさん達のSAXが置いてあった。
失礼とは承知つつ、手を触れずにじっくりと観察。
わからんもんもあったが、
メンバーが使っているのは、ほぼセルマー！
知る人ぞ知るフランスのSAXメーカー。
どれもウン十万円はする。
やっぱりプロは違うね。
リードは何を使ってるのか？
リコか？バンドレンか？
SAXをやっていた上の子はどうやら火が着いたようで
来年のこの舞台に立ちたいと言い放った。
おおっ！やったれやったれ！
調べると、お月謝も区がやっているせいかかなりお安い。
ただ、よくよく調べると条件がある。
①楽譜が読めること。
小さい頃からピアノはやってたし、
吹部もやってたんだからこれは大丈夫。
②自分の楽器があること。
えっ・・・！ＭＹ楽器・・・？
そう言やそうだよな、
学校みたいに貸してくれるわけないし・・・
「お前、何やりたいの？」
「テナーサックス！」
「あっそう・・・」
下の子も今やトランペットを昔のテレビCMで見た
黒人の少年のように欲しがっている。
なつかし～ね。
まだ中学生の下の子も
お姉やんと同じく来年のこのステージに立ちたいようだ。
まるで映画「スイングガールズ」のように
「ジャズやるべ！」と言われてるようだ。
しかし、楽器はともかく中学生でも
受け入れてくれるのだろうか？
まぁそれは先の話。追々考えるとして、
ジャズは奥深くてよくは分からんけど、
スイングジャズを聞いてると高揚してくる。
なかなかのジャズの夜だった。
