怒号と罵声の100周年
20日は東京駅100周年。
記念のスイカを発売するってんで
早速行ってみた。
が、周知の通り・・・とんでもない事に。
あっしも15,000枚の限定販売って
ちょっと少ないんじゃないかと思ったが、
当日は特設売り場で、翌日以降は
窓口で販売って書いてあるから、
大丈夫なのかなとのんびり10時くらいに到着。
構内のアナウンスでは終了を連呼している。
あぁ、やっぱりもう売り切れか。
と、諦めはついたが一応売り場は見ておこうと
現場へ向かうも・・・何やら様子がおかしい。
改札付近ではおばさんとおじさんがケンカらしきトラブル
駅員が必死に事情を聞いている。
丸の内南口のドーム内ではもの凄い人。
何だか分からんが膠着状態。
終了なのになぜみんなまだ待っている?
すると前の方であるおばさんが
「販売終了でなくて中止みたいですよ」と
隣の兄ちゃんに言っている。
それもそのはず、表に出ると
このありさま。ついには国家権力も乗り出す。
帰ってからニュースで知ったが、
9000人以上が並んでいたそうで
列は南口から中央を通り過ぎ、
北口で折り返してもまだ続いている。
朝早くからいや、徹夜組も居たそうで
納得は出来ないだろう。
もっとも前日から待てないことは告知していたので、
朝イチで来たのに買えずに、
強引に徹夜していた人の一部だけ買えたのは
いただけない。
もう現地は「ふざけるなぁ!」「駅長呼んでこい!」
「なぜ売らない、説明しろ!」と怒号、罵声の嵐。
あっしはほとんど被害がないのでイイんだけど、
寒い中ずっと待たされた人たちにとっちゃ
腹が立ってしょうがないだろう。
ついには駅長室に詰め寄る鉄ちゃんも。
しかし、そこは「鉄」だ怒号と罵声は浴びせるモノの、
意外とおとなしい。
これが阪神ファンや浦和のサポーターだったらと思うと
ゾッとする。
おそらくは新装東京駅は焼き討ちにあった事だろう。
それはともかく、東京駅を散策。
寝台特急のヘッドマークの展示が
売り場の裏にあった。
そんな、お祝いムードはこの時点ではない。
とりあえず赤レンガの全体写真。
正面中央
スッキリした八重洲側。
裏ッ側での喧噪はこちらには無縁。
長居は無用と帰ろうとしたら、
繰り返し駅長が構内アナウンス。
「・・・お客様が多く来られた事により
駅内が危険な状況になり
9時40分私の判断で販売の中止を決めました・・・」
是非も無し・・・お疲れ様です。
おめでとう東京駅ってレポートしたかったけど・・・
とんだ100歳の誕生日。