帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

宮出しRUN

この日曜日は三社祭
最大の見せ場、宮出しが早朝行われる。
朝RUNのついでに浅草へ見に行った。
宮出しを見るのは初めて。
システムとしては、
浅草寺の脇にある浅草神社から氏子だけで宮出しを行い、
浅草寺境内に出されてから、一般の担ぎ手に御輿が託され
揉みまくる。そしてその後、各氏子町会へ渡され
夜にまた神社へと戻ってくる。

浅草までの約4㎞、どこからどうやってみてイイもんだか
分からないまま走る。
とりあえず神社から出るんだから、
二天門の方へ向かう。するってぇと、やってました。
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しかし、二天門から中へは入れない。
ギャラリーはこの辺から遠巻きで見るしかない。
ちょっと迫力に欠けたけど、
初めて見た宮出しはなかなかのモン。
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1,2基しか見えなかったがしばらく見てると
もう1基、屋根に鳳凰が乗ってる一之宮御輿がやって来た。
「おおっ!3つ揃った!」と思わず声を出す。
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御輿の屋根に鳳凰が乗ってるのはご覧の通り一之宮だけ、
他の2基二之宮、三之宮は擬宝珠だ。
しかし、遠くから見てもデカイ。
こりゃなかなか地元民だけじゃ上がらないわけだ。


何でも神社内で氏子だけで上げるのは何十年振りだそうで、
昨年も3基ある宮御輿のウチ1~2基しか外へ出さなかったそうだ。
浅草も残念ながら担ぎ手不足は否めないのだろう。
しかし、一般を多く募ったってヤの字がつく自由業の方々が
いろいろと問題を起こしていた。
何年か前には宮御輿がその影響で出ない悲劇もあった。
ちょっと考え方が別れるけど、
御輿って言うのは氏子(町内)のための御輿であって、
無関係の担ぎ手にお願いするって言うのは
祭りの意義からして本末転倒だと思っている。
しかも、浅草の祭りで一般担ぎ手を募って
それが常態化しちゃってるわけだから、
いろいろと問題が出てくる。
もう、下町のお祭りは人口減に伴い、
どこも難しくなってきている。
あっしの生地神田は、昔っから
御輿が出るのは本祭りって言って2年に一度。
その点、浅草が毎年やってるんだから
一目置いていたけど、これじゃぁね。
御輿を見ると大抵、血が騒いで興奮してくるんだけど
そばで見れなかった事もあり、
ちょっと中途半端な興奮を覚えながら復路RUN。
しかし、御輿の影響か久し振りに長く走るも
期せずしていいRUNになっちゃった。