東大の弥生門から外に出て、
左に行く。ちょっと坂を登れば言問通りに出る。
右に折れて坂を下り、不忍通りと交差するのが根津。
帰路はどうしたモンかと裏道を千駄木方面に向かうも
すぐにそそられるような坂道。
本郷台地を駆け下り、そして今度は上野台地。
結構急だ。
ヘロヘロの割にこの坂を見て
よく登ろうとした自分に感心する。
登り切ったところからの眺め。
しかし、このあたりはどこなんだろう?
正直初めて通る場所だ。
方角だけは正確なあっしは(さっきの三四郎池は・・・)、
家の方向に向かって走る。
登ってその先を右に見ると、
なんとこれも有名な台東区保存樹林の
ヒマラヤ杉。ものの見事に民家と共生している(笑)。
ちょっと画面が暗くわかりにくい(スイマセン)。
(詳しくはこちら)
古い民家(みかどパンというお店)と寄り添うように立っている。
伐採の可能性もあるらしく、
その動向が気になる。
ココまで来ればどこら辺を走ってるか分かった。
そうだせっかくだから、谷中の墓地を通って帰ろう。
墓地の横っ腹から入ると、そこに交番。じゃなくて、
なんと駐在所がある。
都心のど真ん中、墓のど真ん中に交番でなく駐在所。
ここにある必要性が今ひとつ伝わらないが、
昔っからある。
お墓に囲まれて暮らすというのは
どんなんだろう?
夜中に帰宅した時・・・とか
いろいろシチュエーションを想像してしまう。
そう言えば、京浜東北線の最終が
上野駅午前1時12分頃着だったと思う。
それに乗って上野で降りて、ここを夜中に抜けた事も多々ある。
霊的な経験は幸か不幸かなかった。
その隣には、五重塔跡。
昭和32年に放火により焼失した五重塔が
ココにあったそうで、
幸田露伴の「五重塔」のモデルとされた。
墓地を抜けるとそこはすぐに日暮里駅。
ウチまでもうあとわずか。
あとで調べると約7㎞の行程。
ネットタイムで1時間弱のRUN
しかし、暑い。汗が半端無かった。
次のマラニックは何処に?
(この項終わり)