帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

三億円を追う 4 (東へ西へ)

犯人は多摩五郎のカローラに三億円を載せ、
史跡を後にする。
ここで問題なのは、どこに向かったかだ。
土砂降りの雨の中、
近くのT字路を左折(府中街道方面)しようとしたら
親子が乗った軽トラとお見合いしてしまう。
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(ここのT字路かは自信がない)
仕方なく急いでバックし、
右折して国分寺街道方面(東)へ行く。
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つまり、犯人は西の方へ行こうとしていた。
しかし、多摩五郎が何と4カ月後に見つかった場所(第四現場)は
東の小金井団地の駐車場。
しかも、しかも、見つかった時の多摩五郎の状態は
シートカバーに被せてあったが、
まるで磨いたかのように、ホコリひとつなく
雨垢もなかったそうだ。
これはどこかに立ち寄って現金を抜き取り、
どういう訳かボディだけを綺麗にし、
(車内はどういう訳か掃除してない)
第四現場に乗り捨てたと言ってイイのではと思うのだが・・・?
当時の捜査本部では意見も色々分かれたようだが、
第二現場から直接第四現場へ来たと
主張する向きもあったそうだ。
じゃあなんでT字路で左折しようとしたんだ?

国分寺駅に戻り、一つ隣の駅
武蔵小金井駅へ向かう。
第四現場はこの駅から歩く。
駅前のドン・キを曲がり真っ直ぐ北へ行く。
真夏の夕刻に差し掛かる暑い日差しの中
ひたすら歩く。
どうせなら、事件発生の12月に行けばいいのに・・・
と、自問自答するもここまで来て引き下がるわけにはいかない。
通りに出て左に行き、稲穂神社を目指す。
そこが団地の入口らしい。
この日はもうだいぶ歩いたせいで疲れてきた。
駅からもそう、15分くらい歩いただろうか?
ようやく団地に到着。
画像 060

こっから犯人の足取りが無くなる。
最後の現場だ。